<坂本花織>優勝@世界選手権
3月
26日
ショートプログラム(SP)首位の
最終滑走のフリーで「155・77」点を記録し、合計「236・09」点。(SP)、フリー、合計と全て自己ベストを更新しています。日本勢の世界女王は<伊藤みどり>(1989年)、<佐藤有香>(1994年)、<荒川静香>(2004年)、<安藤美姫>(2007年、2011年)、<浅田真央>(2008年、2010年、2014年)に続く6人目(9回目)となりました。
トリプルアクセル(3回転半)、4回転の高難度ジャンプは組み込んでいません。それでも1つ1つのジャンプの出来栄え、要素間のつなぎ、振り付け、スケート技術などを磨き上げてきました。その結果が世界7人目の80点台を記録した2日前の(SP)です。3回転半なしで80点台に到達したのは、2018年平昌五輪金メダルの<ザギトワ>(ロシア)、2022年北京五輪金メダルの<シェルバコワ>(ロシア)に続いて3人目です。
北京五輪では団体、個人で銅メダル。今大会はロシア勢が同国のウクライナ侵攻の影響で出場が認められませんでしたが、五輪でロシアの一角を崩し、世界最高峰の舞台で堂々と頂点に立ち、その存在を世界に示しています。