『死刑にいたる病』@<白石和彌>監督
3月
16日
作家<櫛木理宇>の同名小説『死刑にいたる病』(2017年10月・早川文庫)を、『凶悪』・『日本で一番悪い奴ら』・『孤狼の血』・『孤狼の血 LEVEL2』などの<白石和彌>が監督を務め映画化したサイコサスペンスです。
<岡田健史>が演じる大学生「雅也」の元に、<阿部サダヲ>演じる24人もの若者を殺した連続殺人鬼「榛村」から、たった1件のえん罪証明の依頼が届いたことを発端に、「雅也」が不思議な魅力を放つ「榛村」と、事件の真相に翻ろうされていく姿が描かれていきます。
周囲の人々の証言によって明らかになる、異様な犯行からは想像もし得ぬ人当たりの良さで出会う者を次々と魅了してきた「榛村」の姿。そんな彼がえん罪を主張する事件の真相に迫るために奔走するうち、「雅也」の中で何かが変わり始めます。
調査を進めていく中で浮かびあがる謎の人物、土砂降りの雨の中を引きずられていく女性の叫び声、そして「榛村」の「こっち側に来たら、もう戻れないよ」という意味深な言葉と共に、真犯人は一体誰なのか、「雅也」がたどり着いた驚愕の真実とは。