<桐山清澄九段>引退@将棋の現役最年長棋士
2月
23日
<桐山清澄九段>は2020年度に、原則では60歳で定年のフリークラス棋士となりましたが、当時から同5組で2年連続、残留を決めてきました。しかし延長期限も今期まで。来期は4組以上にいなければ竜王戦に参加できませんが、3位入りのトーナメントの初戦で敗れ、現役引退が決定しました。次戦の残留決定戦が最後の対局となります。
<桐山清澄九段>は1966年4月1日付で、18歳で棋士に。1984年度の棋王戦で初タイトルを獲得。1986年度前期から1987年度前期まで棋聖を3連覇しました。竜王、名人、叡王、王位、棋聖のタイトル6期に輝いた<豊島将之九段>(31)の師匠になります。
通算成績は996勝957敗。特別将棋栄誉賞となる史上10人目の1000勝にはわずかに届かず、無念の引退になりました。