<萩原みのり>『N号棟』@<後藤庸介>監督
1月
20日
<萩原みのり>が本作で演じるのは、「死恐怖症(タナトフォビア)」を抱える大学生の「史織」です。元カレが卒業制作に撮影するホラー映画のロケハンに同行しますが、そこはかつて心霊現象で話題になった廃団地でした。そんな廃団地に住む不可思議な住民らは死者の霊魂の存在を信じ、共生していました。
興味本位でロケハンに訪れた一行は気味悪がり、早く団地をあとにしようと「史織」に持ちかけますが、死への恐怖と闘いながらも、その側面を覗くことによって得られる生の刺激に抗えない「史織」は、同行した元カレと友人を巻き込みながら、廃団地に隠された謎を追っていきます。
共演には、子役時代から数々の作品に出演する<山谷花純>。『夏、至るころ』(2020年・監督:池田エライザ)『衝動』(2021年・監督:土井笑生)と主演作が続く<倉悠貴>、国内外問わず多くの賞を受賞している<筒井真理子>、さらに<諏訪太朗>、<赤間麻里子>、<岡部たかし>らが名を連ねています。
監督は、『リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~』(2020年)の<後藤庸介>が務め、本作では何度も観て確かめたくなる【考察型恐怖体験ホラー】という新ジャンルに挑んでいます。