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- ダウ平均株価(1月11日)@終値3万6252ドル02セント
11日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は、パウエルFRB議長の上院での指名公聴会を控えて朝方は売りが先行しました。ダウ平均は取引開始から間もなくして一時300ドル近く下落したものの、<パウエル>FRB議長の公聴会が始まると、急速に下げを取り戻し、終値は前日比183ドル15セント(0.51%)高の3万6252ドル02セントで取引を終えています。
米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル>議長が11日に開かれる米議会の公聴会でインフレ対応を強調し、金融政策の正常化前倒しを示唆するとの警戒感が重荷となって5日続落して始まりました。
<パウエル>議長は11日午前、議長の再任指名を受けたことに伴い、議会の承認を得るために米上院公聴会で証言しました。(FRB)が10日夕に公表した証言の草稿では「高いインフレが定着するのを防ぐために政策手段を用いる」とインフレ抑制に注力する姿勢を示していましたが、市場の期待感を後退させる内容でもなく、利上げと早期バランスシート縮小には言及していました。
米長期金利は朝方に(1.78%)と前日終値(1.76%)を上回る場面がありましたが、米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル>議長の議会証言後に長期金利の上昇が一服し、金利上昇時に売られやすい高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買い直しが優勢となり、ナスダック総合指数は、210・62ポイント高い1万5153・45でした。S&P500種も42.78ポイント高い4713.07で引けています。
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