『いすの下に座りキャンディーをくわえた子ども』
20日、フランス政府は20世紀美術の巨匠<パブロ・ピカソ>(1881年10月25日~1973年4月8日)の長女<マヤ>さんが贈与税支払いの代わりに、<ピカソ>作の未公開絵画や彫刻など九つの所蔵品を国に納めることが決まったと発表しています。
<マヤ>さんは、<ピカソ>とフランス人モデル、<マリーテレーズ・ワルテル>さんとの娘です。
納められるのは絵画6枚と彫刻一つ、デッサン帳1冊のほか、<ピカソ>が所蔵していた太平洋ポリネシアの人物彫像一つ。記者会見で絵画の一つ『いすの下に座りキャンディーをくわえた子ども』が公開されています。白黒のキュビスムの作品で、第2次世界大戦直前の恐怖に包まれた世界を表現、娘の<マヤ>さんを描いたとみられています。
来年4月から、パリの国立ピカソ美術館で展示される予定です。
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