野村ホールディングス、3000億円の損失計上
4月
28日
2021年3月期の純利益は前期比29.4%減の1531億円となり、業績への大きな打撃となりました。
顧客は米投資会社「アルケゴス・キャピタル・マネジメント」とみられ、取引は3月に発生しています。野村ホールディングスは最大で約20億ドル(約2200億円)規模の損失があると明らかにしていました。取引に関連する残高は、既に97%の処理が完了しているといいます。
投資会社「アルケゴス・キャピタル・マネジメント」をめぐっては、アメリカの「モルガン・スタンレー」(約1000億円)や「クレディ・スイス」(約5200億円)や「三菱UFJ証券ホールディングス」(約330億円)、「みずほファイナンシャルグループ」(約100億円)など日本や欧米の金融機関で多額の損失が出ていることが相次いで明らかになっています。