<マックス・フェルスタッペン>優勝@F1アブダビGP
12月
14日
新型コロナウイルスの世界的な大流行によって、7月から超過密スケジュールで行われてきました2020年のF1世界選手権もいよいよ最終戦。中東3連戦の最後となる「F1アブダビGP」は、太陽の下でスタートし、日没をはさんでナイトレースへと移行するグランプリであり、ヤス・マリーナ・サーキット(全長は5.554km)において開催されました。
今季は、すでに ドライバーズ選手権では<ルイス・ハミルトン>、コンストラクターズ選手権では「メルセデス」が1位、「レッドブル・ホンダ」の2位が確定されていますが、それ以外はまだ流動的な状況でした。ドライバーズ選手権2位、コンストラクターズ選手権3位という残りの最上位をかけた戦いが繰り広げられました。また、最終戦ということで、移籍が決定しているドライバーらにとっては現所属チームにとっては最後のレースとなります。
優勝は、 ポールポジションからスタートした<マックス・フェルスタッペン> です。好スタートを決めると、そこから全ラップをリードしてレースを支配。ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目、通算10勝目。レッドブルとして今季2勝目、ホンダF1エンジンとしては今季3回目の勝利を飾っています。最後のラップで<ダニエル・リカルド>(ルノー)がファステストラップを記録しなければ、史上最年少グランドスラム達成でした。チームメイトの<アレクサンダー・アルボン>も堅実なレースで4位入賞を果たしています。
2位にはメルセデスの<バルテリ・ボッタス>、3位には<ルイス・ハミルトン>と「メルセデス」勢が続いています