行方不明になった野党指導者<マリア・コレスニコワ>氏
ベラルーシ国営ベルタ通信によりますと、ベラルーシ反政権派の女性幹部<マリア・コレスニコワ>さん(38)が8日、ウクライナとの国境付近で拘束されました。ルカシェンコ政権が迫った国外退去に抵抗した結果、拘束された可能性があります。<コレスニコワ>さんは欧米で著名で、ベラルーシ非難が強まりそうです。
<コレスニコワ>さんに関しては7日に首都ミンスクで「黒装束の集団」に車へ押し込まれ、拉致されたと報じられていました。当局の関与を疑う見方が出ており、<コレスニコワ>氏の現在の居場所は明らかになっていません。インタファクス通信は、警察は<コレニスコワ>氏を拘束していないと話していると報じています。
<コレスニコワ>さんは、反政権派の先鋒として、先月の大統領選で現職の<アレクサンドル・ルカシェンコ>大統領(66)の再選に反対した3人の女性のうちの1人。主要対立候補だった<スヴェトラーナ・チハノフスカヤ>氏(37)の選挙事務所のメンバーでした。
選挙後に発足した反政権派組織「調整評議会」の幹部も務め、この大統領選をめぐっては不正選挙の懸念が浮上しており<ルカシェンコ>大統領の退陣を求める抗議デモでも中心的役割を果たしてきています。6日のミンスクのデモの際も「われわれが勝利するまで抗議は続く」と訴えていました。
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