北海道の味覚、秋サケの定置網漁が解禁されています。大樹町の大樹漁港では31日、昨年(7トン)より少ない6・6トンが初水揚げされました。 秋サケ漁は近年、不漁が続いており、事前の入札では1キロあたりメスが1000円、オスが500円とここ数年で最も高値でした。 大樹漁協の漁船5隻が31日出港し、沖合の定置網にかかった秋サケをとると、次々に帰港。同町の最低気温はこの日9・6度まで下がる中、漁協職員が白い息をはきながら、オスとメスを分ける作業に追われていました。 秋サケ漁は9月下旬に最盛期を迎えます。