詩および批評を中心に文学、思想などを広く扱う芸術総合誌『ユリイカ』の2020年5月号において、特集「韓国映画の最前線 ーイ・チャンドン、ポン・ジュノからキム・ボラまでー」が特集されています。
この特集では、第72回カンヌ国際映画祭で
パルムドールを受賞し、
第92回アカデミー賞 で作品賞含む4冠を獲得した<ポン・ジュノ>監督作
『パラサイト 半地下の家族』 (2020年1月10日公開)や、<オム・テウン>、<ハン・ガイン>、<イ・ジェフン>が出演したラブストーリー
『建築学概論』 (2013年5月18日公開)など、韓国映画の魅力を掘り下げています。
また
『はちどり』 で監督を務めた<キム・ボラ>、
『私の少女』 で知られる<チョン・ジュリ>、
『怪しい彼女』 (2014年・監督: ファン・ドンヒョク) ・
『新聞記者』 (2019年・監督:藤井道人)に出演した<シム・ウンギョン>(25)のインタビューも収録されています。
比較文学者、映画史家<四方田犬彦>、
『岬の兄妹』 (2019年)の監督<片山慎三>の寄稿をはじめ、
『淵に立つ』 (2016年)や
『よこがお』 (2019年)の<深田晃司>と
『宮本から君へ』 (2019年)や
『ディストラクションベイビーズ』 (2016年)の<真利子哲也>の対談も組まれています。