終値1万9898.92ドル@ダウ平均株価
3月
19日
終値での2万ドル割れは2017年2月以来、ほぼ3年1カ月ぶりになります。
前日に米政府による大型経済対策への期待から大幅反発しましたが、市場の不安を抑えられず、売りが先行しました。3月に入り1000ドル超の上昇と下落を繰り返しており、市場の動揺が続いています。
自動車大手3社が実質減産に追い込まれるなど、産業界への影響も拡大。一方、欧州連合(EU)は入域禁止の措置を決め、世界的な人の移動制限も進みます。
市場では、各国の感染の封じ込め策によって景気の大きな落ち込みが避けられないとの不安感が改めて高まっており、経営への影響が大きい航空関連株や、原油価格下落を受けエネルギー関連株の売りが膨らみました。