『コーヒーが冷めないうちに』@<塚原あゆ子>監督
9月
14日
「時田数」(有村架純)が働く喫茶店「フニクリフニクラ」には、ある席に座ると望み通りの時間に戻れるという不思議な噂がありました。過去に戻るには面倒なルールがいくつもありますが、その全てを守った時、優しい奇跡が舞い降りるのだといいます。
今日も店には、噂を聞きつけてやって来たキャリアウーマンの「清川二美子」(波瑠)や、訳あり常連客の「高竹佳代」(薬師丸ひろ子)と「房木康徳」(松重豊)、なぜか妹から逃げ回っている「平井八絵子」(吉田羊)ら、それぞれ事情を抱える人々が訪れてきます。
タイムスリップの引き金になるコーヒーを淹れることのできる「数」も、近所の美大生・「新谷亮介」(伊藤健太郎)に導かれるように、自分自身の秘められた過去に向き合っていきます。