<トマ・ピケティ>『21世紀の資本』@<ジャスティン・ペンバートン>監督
1月
9日
2014年12月8日に日本でも出版(みすず書房・6050円)された同書。史上もっとも重要な経済学書として世界中から称賛される一方で、700ページという大作のため、完読が困難という声が多く、そこで<ピケティ>自ら監修、出演し、一般の人にも五感だけで理解できるように映画化したのが本作です。著名な経済学者とともに、本で実証した理論を難しい数式など一切使わずに映像で表現。
また「ウォール街」「プライドと偏見」「レ・ミゼラブル」「ザ・シンプソンズ」といった映像作品や小説、ポップカルチャーを用いて、過去300年の世界各国の歴史を「資本」の観点から切り取っています。そのほか昭和の高度経済成長や2008年(平成20年)9月16日のリーマンショックの真相にも迫ります。
ニュージーランドのオークランドに拠点を置く<ジャスティン・ペンバートン>が監督を務めた『21世紀の資本』は、2020年3月20日(金・祝)より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開されます。