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神戸:ファルコンの散歩メモ

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<グーグルロゴ>(147)「ウィリアム・ラムゼイ卿生誕167周年」

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<グーグルロゴ>(147)「ウ...
本日の<グーグルロゴ>は、希ガスの発見により、1904年に「ノーベル化学賞」を受賞しましたスコットランド出身の化学者<ウィリアム・ラムゼイ>(1852年10月2日~1916年7月23日)の生誕167周年になります。

グラスゴーのアカデミーで学び、グラスゴー大学で化学を学びます。1869年に大学を卒業しますと、ドイツのテュービンゲン大学に留学し<ヴィルヘルム・ルドルフ・フィッティッヒ>さんの元で学び、その後、グラスゴーに戻ると、現・ストラスクライド大学)で研究を行い、1879年にブリストル大学の化学の教授へ就任。1881年には学長にもなりますが、時間を見つけては研究を行いました。1887年には、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの教授に就任。この頃、窒素の研究で様々な論文を発表。

1894年4月、彼は、<ジョン・ウィリアム・ストラット(レイリー卿)>((1904年に「ノーベル物理学賞」受賞)の窒素に関する講義に参加します。<レイリー卿>は、化学合成によって作られた窒素と、空気から分離された窒素では、密度が異なることを発表していました。 (空気から分離された窒素の方が、密度が大きい)

つまり、空気には酸素、窒素以外のものが含まれているのではないかと考えました。2人は、この件について、共同で研究を行うことにしました。そして、空気から分離された窒素から、新たなる気体の抽出に成功します。

抽出された気体は、他の物質に対して反応が低く、不活性であることから、ギリシャ語の「怠惰な」を意味する」という単語から「アルゴン(Ar)」と名付けられました。
1895年には、「アルゴン」を生成中に、未知の気体を生成。調べてみると、それは、以前から存在すると指摘されていた「ヘリウム(He)」であり、その抽出に成功しました。更に、1898年には「クリプトン(Kr)」、「キセノン(Xe)」、「ネオン(Ne)」を発見。
「ヘリウム(He)」の抽出成功により、飛行船などに用いられていた水素の代用品として使われるようになり、また、「クリプトン(Kr)」、「キセノン(Xe)」、「ネオン(Ne)」は、電球に用いられています。
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