米ソプラノ歌手の<ジェシー・ノーマン>(1945年9月15日~2019年9月30日)さんが米メディアによりますと、30日、敗血症性ショックと多臓器不全のためニューヨークの病院で逝去されています、74歳でした。
南部ジョージア州オーガスタ生まれ。米ハワード大などで音楽を学び、1968年に独ミュンヘン国際音楽コンクールで優勝。69年にベルリン・ドイツ・オペラの<ワーグナー>の「タンホイザー」の「エリザベート」役でデビューしています。欧州で成功を収めた後、米国に活動拠点を移しました。
1996年には故郷のジョージア州で開かれたアトランタ・オリンピック開会式で歌声を披露しています。「20世紀最高の声楽家の一人」ともいわれ、大柄な体格から出る圧倒的な声量と、威厳に満ちた表現力で知られ、オペラ「アイーダ」の「アイーダ」役や「フィガロの結婚」の「ロジーナ」役などを得意としました。グラミー賞に計4回輝いたほか、2009年には全米芸術勲章を受章しています。
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