唯一の雄の「スマトラサイ」亡くなる@マレーシア
6月
1日
「スマトラサイ」は国際自然保護連合の「レッドリスト(絶滅危惧種リスト)」で最も絶滅の恐れが高い「CR(近絶滅種)」に分類されており、今回の雄の死でさらに絶滅に近づきました。
WWFによると、スマトラサイはかつてインド東部からマレーシアにかけての地域で確認されていましたが、現在は80頭足らずに減少し、ほぼ絶滅に近い状態となっています。野生の個体は、インドネシアで数頭確認されているのみです。
死因は現時点では不明ですが、これまでの報道によると、腎臓や肝臓の病気を患っていた可能性があるとのこと。