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神戸:ファルコンの散歩メモ

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<ヨハネス・フェルメール>当初の状態を一部復元@「窓辺で手紙を読む女」

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< 修復作業でキューピッドの上... < 修復作業でキューピッドの上半身が現れた「窓辺で手紙を読む女」(右)と以前の状態の同作品
(画像:Staatliche Kunstsammlungen Dresden) >
ドイツ東部ドレスデンのアルテ・マイスター絵画館は7日、17世紀のオランダ絵画の巨匠ヨ<ハネス・フェルメール>(1632年10月31日?~1675年12月15日?)の「窓辺で手紙を読む女」について、別人が後に上塗りした箇所を除去し、フェルメール自身が描いた当初の状態を一部復元することに成功したと発表しています。

画面上部にはオリジナルのキューピッドの上半身が姿を現しています。
一昨年春から本格的に始まった修復作業の過程で、X線や赤外線を使った最新の調査などから、キューピッドが塗り込められたのは、絵画作成の数十年後、<フェルメール>の死後であることがわかり、本人による上塗りではないことが判明していました。

<フェルメール>の現存する作品は三十数点とされています。手紙と女性を題材にした作品を6点残しており、「窓辺で手紙を読む女」は最初の1枚とみられています。絵画の中に額装絵画(画中画)を描く手法を好んで用い、大阪市立美術館(大阪市天王寺区)で開催中の「フェルメール展」(12日まで)に出品中の 「恋文」 などにも同様の手法がとられています。

「窓辺で手紙を読む女」は室内に立って手紙を読む女性を描いた作品で、女性の背後には壁が描かれていました。壁の下に裸のキューピッドが描かれていることは知られていましたが、<フェルメール>がキューピッドを描いた後、自ら壁を上塗りしたと考えられていました。
#ブログ #絵画 #芸術

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