「メルセデスAMG GT R PRO」@メルセデス・ベンツ日本
2月
20日
メルセデスAMG社による完全自社開発スポーツカー「Handcrafted by Racers.」をスローガンに掲げ、何よりもスポーツカーを愛する人のためにモータースポーツを心から愛する者たちが創り上げた、AMGのレーシング精神と技術を尽くしたスポーツカーだと発表資料に書かれています。
「AMG GT R」をベースに、レーシングカーのAMG GT3、同GT4で培った技術を投入。サスペンション、軽量構造、エアロダイナミクス、エクステリアなどに手を加えることで、さらなるドライビングダイナミクスを向上させています。
また、新設計のAMGコイルオーバーサスペンションは、設定をサーキットに対応してセットアップすることができ、プロドライバーによるレースの場合と同じくプリロードによるスプリング長の機械的調整にプラスし、縮み側、伸び側のダンパー特製も設定可能になっています。
さらに、「AMG GT R」もリアアクスルのロアウィッシュボーンにピロボールジョイントを採用していますが、「AMG GT R PRO」ではこれをアッパーウィッシュボーンにも採用。通常のウィッシュボーンベアリングよりも耐摩耗性がはるかに高いので、設計上まったく遊びがないことから大きな荷重を受けてもトーインとキャンバーが変化しない。このため、よりドライバーの意思に忠実な走行が可能となっています。
その他、リアエンドのアンダーボディに設置したカーボンファイバー製パネルも高いハンドリング性能の実現をサポート。この軽量で高剛性の部材はリアエンドの剛性をアップさせることで、ボディシェルの安定性がさらに強くなっています。