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神戸:ファルコンの散歩メモ

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<駅弁>(65)「かにめし」販売終了@JR長万部駅

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<駅弁>(65)「かにめし」販...
JR長万部駅(渡島管内長万部町)で70年近い歴史を持つ「かにめし」が、JR北海道が経費削減を理由に、車内販売を廃止するために駅弁としての役割に今月末で終止符を打ちます。駅ホームでの対面販売から始まり、当時の味そのままに、できたての弁当を乗客に届けてきました。駅前で製造・販売する「かにめし本舗かなや」は、店頭販売は続けるとのことです。

<檀一雄>のエッセイ「美味放浪記」(1973年)にも登場する「かにめし」は食糧難の終戦直後、地元で水揚げした毛ガニ(現在はズワイガニが主に使われている)を塩ゆでし、ホームで手売りしたのが起源。乗客の評判を呼んだ同社の創業者が「漁期以外でも売れる弁当を」と各地からカニを集め、試作を繰り返して1950(昭和25)年に生まれました。

ご飯を覆うカニの身は、傷まないよう水分がなくなるまで大釜でいることで、独特の甘みと香ばしさを引き出す。錦糸卵やしいたけが彩りを添える弁当はホームで対面販売され、一躍人気に。列車が止まるたびに買い求める客でにぎわいました。

今年1月6日には、JR浜坂駅の米田茶店の 「かに寿司」 が販売終了をしていますが、まだ、北海道には根室本線釧路駅に釧祥館の「たらば寿し」や函館本線札幌駅の(株)札幌駅立売商会が販売する「たらばがにべんとう」、宗谷本線稚内駅 ふじ田食堂の「わっかないかに弁当」、釧網本線網走駅 (株)守屋商店の「かにめし函館本線小樽駅にある(株)小樽駅構内立売商会の「おたるかにめし」などが残っているとおもいますが、車内販売を廃止の影響でいつまで<蟹>が楽しめるのかが心配な現状です。
#グルメ #ブログ #弁当

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KUMA
KUMAさんからコメント
投稿日 2019-02-19 10:39

車内販売は経費がかかるのか、どんどん無くなっていきますね。
近鉄もかなり前になくなりました、最後は新幹線だけになるのでしょうか・・・・

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2019-02-19 16:49

通過駅の地元の名産や名物の購入は、旅の楽しみでしたが、
コンビニ弁当や自販機での飲料の購入等、車内販売の意義が
薄れてしまいましたね。人件費もかかるでしょうから、車内販売が無くなるのは、
仕方ないのかもしれません。

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