競売「フェラーリ 250GTO」@サザビー
8月
28日
出品されていた「フェラーリ 250 GTO」は、1962年から1964年にかけて生産された36台のうち、シャシーNo.3413が刻まれたシリーズにおいて3番目に生産されたマシン。1962年にイタリア・シチリア島で開催されたタルガ・フローリオ選手権(GT3.0)で勝利するなどの輝かしい戦績を収めており、オリジナルのエンジン、ギアボックス、リアアクスルを残っているという状態の良さから、4500万ドルほどでの落札が予想されていました。
この「フェラーリ 250 GTO」が記録した落札価格4840万5000ドルは、これまでのオークション史上最高額となり、2014年に落札された「フェラーリ 250 GTO」の3811万5000ドルの記録を大幅に塗り替えました。
ちなみにオークションに限定しない場合、2018年6月に5200万ポンド(7000万ドル)で取引が行われた「フェラーリ 250 GTO」が史上最高額として記録されており、日本円で約76億円(当時のレートで換算)となっています。