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- ファルコン植物記(2001)【ヨウシュヤマゴボウ】(3)
)【ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)】は、ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の北アメリカ原産の植物です。明治初期に渡来し、空き地や道ばたなどにふつうに見られる帰化植物となっています。
茎は太くて赤みを帯び、高さ1~2mになります。葉は長さ10~30cmの長楕円形で先はとがる。花序には長い柄があり、果期には垂れ下がる。花は白色でわずかに紅色を帯び、直径5~6mm。果実は直径約8mmの扁球形で、液果で、黒紫色に熟します。果実をつぶすと紅紫色の汁がでてきます。花期は6~9月。
似た花の「ヤマゴボウ」は葯が紅紫色で、心皮は8個に離生し果実は分果となります。また 「マルミノヤマゴボウ」 は分果とならず、果期にも果穂が下に垂れません。
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