「野球殿堂入り」@<松井秀喜>・<金本知憲>・<原辰徳>
1月
15日
<松井>氏は92年ドラフト1位で星稜(石川)から巨人に入団。<長嶋茂雄>監督の熱心な指導を受けて長距離砲をしての地位を確立し、02年シーズンには50本塁打を放った。首位打者1度、本塁打王、打点王各3度。MVPには3度輝いた。03年にヤンキースに移籍。日米通算507本塁打を放ち、13年には国民栄誉賞で表彰されています。
<松井>氏は43歳7カ月での選出となり、45歳4カ月で選ばれた<野茂英雄>氏を抜き、史上最年少での殿堂入りとなった。<松井>氏は1月24日に発表される米大リーグの殿堂入り候補にもなっています。
<金本>氏は現役時代は広島、阪神でプレー。2000年には史上7人目のトリプルスリーを達成した。打点王1度、MVP1度。「鉄人」の異名で2003年の阪神移籍後も連続試合出場を続け、1492試合連続フルイニング出場は「世界記録」となっています。
また、<松井>、<金本>両氏とも今回が初の殿堂候補入りで、候補1年目での選出は1960年の故<ビクトル・スタルヒン>氏、94年の<王貞治>氏(現ソフトバンク球団会長)、14年の<野茂>氏と2016年の<工藤公康>氏(現ソフトバンク監督)に次いで5、6人目になります。
監督・コーチ経験者らが対象の「エキスパート部門」の<原>氏は02~03、06~15年に巨人監督を務め、通算947勝。09年には第2回WBCで日本代表を率い、チームを世界一連覇に導きました。
また、特別表彰は中京商(現中京大中京)、中京大で部長、監督として指導に当たり、東海地区の野球発展に大きく貢献した<瀧正男>氏(12年4月2日没、享年90)が選ばれています。