新幹線新型車両「N700S」@JR東海
6月
28日
試験車両を来年3月に完成させ、走行性能や安全性などを確認。東京五輪・パラリンピックが開かれる20年度から営業運転を始める予定がされています。
JR東海によると、先頭の形状を変えると空気の流れが整うため、走行時の抵抗が減ってエネルギー効率が良くなるほか、トンネル進入時の騒音や最後尾の車両の振動が抑えられるという。
外観は白地に青い帯でこれまでの東海道新幹線と同じですが、先頭車両の帯の先端のデザインをS字状に変更されています。
室内も改善。これまで普通席では原則窓側にしかなかったコンセントを全席に設置。停車駅に近づくと荷棚が明るくなって乗客への注意喚起となるほか、車内に設置してある案内表示の画面を拡大して見やすく変更されます。
記者会見した柘植康英社長は「大きく進化した。機能としては最高のものが出来上がった」と述べた。