タイのバンコックを舞台に繰り広げられる、どちらかといううと猟奇物的スリラーですので、好き嫌いが出るかもしれません。
<国分隆史>は恋人の<若槻奈美>を伴ってバンコックに来ていましたが、<奈美>はバックパッカーとして現地に3年も滞在している兄<マモル>を尋ねるべく出向くのですが、途中で誘拐されたのか行方不明になってしまいます。
<国分>は旅行中に撮影していた映像から不振な男を見つけ、<マモル>と<奈美>の父親が手配した探偵<蓮見>と手分けして探し始めますが、どうやら闇社会の組織に誘拐されたとわかり、関連を調べるために猟奇的なショーを見世物とするクラブに乗り込んでいくのですが、<マモル>と<蓮見>は抹殺されてしまいます。
ひとり生き残った<国分>は、闇の組織に捕らわれてしまい、一気にラストへと物語は突き進んでいきます。
バンコックの街自体が持つ「闇」とか「魔」とかといった裏社会の恐ろしさを感じながら、読み終えた一冊でした。
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