以前に著者の作品として、自転車ロードレースを扱った 『サクリファイス』 が、自転車協競技の世界を舞台としたミステリーで面白く読みました。
今回は表紙が、魔女らしいスタイルで楽しげな雰囲気がありましたので、手に取りました。
主人公<キリコ>は深夜に働く清掃員でありながら、「膝上の黄色いタータンチェックのスカートに、ごつめの膝まであるブーツ、上半身は白いふわふわした生地のセーターで、臍にはピアスをしている」というい、掃除には不似合いとおもえる姿で働いています。
事務機器メーカー、小さな編集会社、モデル事務所等、派遣先で起こる事件に対して、ロッカー室にある書籍、ゴミ箱や掃除機のゴミなどを頼りに、困っている社員の悩みを解決していくというお話しが納められています。
4話目の話しは<キリコ>自身の問題を絡ませ、夫<大介>が突然一ヶ月も旅行に出た<キリコ>の謎を解く構成で、ほのぼのとした読後感が残りました。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ
投稿日 2014-02-25 09:00
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2014-02-25 18:03
ワオ!と言っているユーザー