本当に緑の細い茎そのものかと見間違えてしまう、【ナナフシモドキ(七節擬)】を見つけました。 ナナフシ目ナナフシ科ナナフシ亜科の草食性の昆虫で、体長80ミリほどでした。 日中はじっとしてあまり動かずに枝や茎になりきり、夜間に広葉樹などの葉を食べています。 本種の「ナナフシ」なのになぜモドキがつくのかは、「ナナフシ(枝)」に「似せている=モドキ」という意味での名称で、緑型と褐色型に分類されます。 【ナナフシモドキ】は、単為生殖を行い、オスが生まれるのは非常にまれで、過去に数匹しか確認されていません。 シャクガ科の幼虫 「尺取り虫」 なども枝のように擬態しますが、このナナフシ科も代表的な擬態種です。 「カマキリ」は、獲物に見つからないように偽装した体型と体色ですが、「ナナフシ」は自分の身を守るためのカモフラージュです。
投稿日 2013-06-02 10:13
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投稿日 2013-06-02 19:20
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投稿日 2013-06-02 15:22
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投稿日 2013-06-03 02:17
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