ファルコン昆虫記(76)手にとまる(2)【ヨコヅナサシガメ】
5月
30日
カメムシ目(半翅目)サシガメ科の昆虫で、中国から東南アジアに分布していますが、昭和初期に貨物に紛れ込み九州に入ったと推測される、帰化昆虫です。
長野県以西の本州、四国、九州がおもな生息地域ですが、最近は関東地方においても、確認されているようです。
体長25ミリと、日本に生息する「サシガメ」の仲間では、もっとも大型の種類になります。
体色は光沢のある黒色で、頭部は細長く、腹部の両縁には白黒のまだら模様があり、翅の外に張り出しています。
羽化したての頃は、全体が真っ赤なのですが、時間と共に黒色に変化します。
脚部の付け根は、羽化当初の名残りでしょうか、赤色が残っています。
同じような模様の体型を持つ「シマサシガメ」がいますが、こちらは脚の模様が白黒のまだらですので、すぐに見分けがつきます。
投稿日 2012-05-30 12:03
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投稿日 2012-05-30 21:08
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投稿日 2012-05-30 23:11
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投稿日 2012-05-31 16:14
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