ファルコン昆虫記(1190)【チョウセンカマキリ】(11)
10月
19日
昨日の神戸の最高気温は「25.5度」でした。プランターの淵で、周辺をうかがうようにしていますカマキリ目カマキリ科の【チョウセンカマキリ】と遭遇しました。
獲物の捕獲体制なのでしょうか、カマキリは普通にしているだけなのでしょうが、そしてカマキリの〈複眼〉の構造にも秘密があって、どこから見てもこっちを見ているような不思議な構造していますが、その目の構造を〈偽瞳孔〉と呼んでいます。
〈偽瞳孔〉は、昆虫の複眼において、特定の角度から見ると瞳孔のように見える黒い点のことを指します。この現象は、複眼の構造によるもので、光が反射しない部分が黒く見えるためです。
また、「カマキリ」の目は、〈複眼〉と呼ばれる構造を持ち、これが2つあります。さらに、〈複眼〉の間には光を感知するための〈単眼〉が3つ存在します。カマキリの〈偽瞳孔〉は、どの角度から見ても常にこちらを向いているように見えるため、視線が合っているように錯覚させます。
人間は左右の目で見える角度によって奥行きを感知していますが、「カマキリ」は片目だけでも、奥行きを感知できます。微妙な距離をつかむことができ、飛んでいる小さな虫も巧みに狩ることができます。



dote