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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

https://jp.bloguru.com/zumix

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。
ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。

 おしらせ
 ・zu-mix3.0自家通販でツナ缶解説本を手売りしています。クレカ対応。
 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。

モンマルシェ オーシャンプリンセス 鮪とろを自腹で買って食べたレビュー

スレッド
モンマルシェ オーシャンプリン...
“日本で水揚げされた一本釣り夏びん長マグロ。マグロ一尾の約1%の希少部位のトロを使用。
  1尾で1缶しか製造できない、とても貴重なツナ缶。”


  モンマルシェ オーシャンプリンセス 鮪とろ
  びんながまぐろオリーブオイル漬けスライス・最高級品



(2018.12追記:
もっと高い5400円ツナ缶がモンマルシェから出ました。「モンマルシェ オーシャンプリンセス 鮪とろ【ブラックレーベル】」 。
https://jp.bloguru.com/zumix/336936/5
こちらもあわせてお読みください)
☆コメント
 高いツナ缶を作り続けているモンマルシェが、ついにびんながまぐろのとろ肉缶をリリースした。濃い緑色と箔押しのついた立体的なパッケージの質感が、同社の新たな最高級製品であることを強くアピールしている。
 つい先日(2016年10月初め頃)発売したばかりだが、製造は2016.6.14となっていた。きちんと3ヶ月寝かせてある。

 同社きはだまぐろとろ肉のオリーブオイル漬は500円台だったが、びんながまぐろに至っては価格が4ケタになってしまった。これ1缶で興津食品のびんなが油漬が1ケース買える。1尾から1缶しか作れない点が響いていそう。
 1缶250円以上の高級ツナ缶は、この数年間で製品数が大きく増えた。その象徴とも言える製品ではあるが、果たしてフラッグシップと呼べるだけの価値はあるのだろうか…

☆缶を開けたところ
  
 香り付けのために入っているローレルの葉が目立つ。食べられないので、食べる前に取り除いておこう。葉っぱごと加熱してあるので、取り除いても香味は残る。

  
 身の厚みはシーチキンとろより若干分厚い程度。食感はとろ肉として少し固め。オリーブオイルで油にえぐみがない。そして、缶の底に巨大なとろ肉の塊が入っている。
 とろ肉のツナ缶として、十分な味わいがあることは確かだ。少なくともシーチキンとろの上位互換にはなっている。パッケージも香味もきちんと高級感の演出になっている。

 しかし、自問自答してしまう点がある。「果たして1,080円の価値はあるのか?」 
 求道者として手を出したもののの、味を考えるとご祝儀価格という雰囲気は否めない……しかし杞憂だ、この製品はトータルデザインを以てして真価を見極めることができるのだと痛感する。
 価格、パッケージデザイン、ローレルの香味、まぐろ1尾1缶しか製造できないほど貴重な部位のソリッドとスライス、開けて食べたという行為そのもののステイタス、その辺も考慮すべき要素。
 
 ツナ缶の極端な高級化路線に対して、一石を投じるだけの製品になっている。結婚式当夜の父親に気分に浸れるので、ぜひ一度試していただきたい。
  MVアグスタ、サーベロ、スカニアなどの単語を言われて、連想したものから興奮を隠せないような諸氏には強烈におすすめできる。
☆各種評価
・グレード  【 や ば い 】
・価格   【ありえない】 #1,080円/個
・味覚評価 ★★★★☆ #トータルデザインで語る製品
・入手性  ★★☆☆☆ #公式通販、静岡駅パルシェの直営店など
・原産国  国産

☆スペック
内容量 90g
---kcal/缶 食塩相当量-g
原材料 びん長まぐろ、オリーブ油、食塩、ローレルの葉
JAN:なし 製造固有記号AC0Y M07
販売者 モンマルシェ株式会社(静岡県静岡市清水区本町1-7) 製品ページ
Tuna canning review No.48
#びんながまぐろ #めずらしいツナ缶 #オリーブオイル漬 #スライス #モンマルシェ #気合の入ったツナ缶レビュー #缶つま

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はごろもフーズ 和風シーチキンLフレーク(ほんのりしょうゆ味)を食べたレビュー

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はごろもフーズ 和風シーチキン...
“そのまま食べてもお料理しても。相性抜群のしょうゆでほんのり味付けたきはだまぐろのシーチキン。”


  はごろもフーズ 和風シーチキンLフレーク ほんのりしょうゆ味
  きはだまぐろ調理品フレーク・普及品


☆コメント
 数年前から発売している、はごろもの味付け系ツナ缶。比較的安価かつ見かける場所も多い。
 和風とは称しているがタイ産であること、この価格帯で化学調味料なし、内容量が60グラムで若干少ないことが特徴。また、フタをさらに開けやすくした「やさし~る缶」を採用している。缶の内側も白くコーティングされていて、シール接合部を除いて素ブリキに面していない。
 使用するのは2015.11月製造ロット。

  
 シーチキンLフレークを甘じょっぱく煮付けたような感じ。しかし、はごろも煮ほど味が濃いわけではない。
 おにぎりの具にするには物足りなさを感じるが、ごはんにかける・一緒に食べるなら十分すぎる。ただし、グラム数の割に食塩相当量が多い点は注意を要す。

 味付け系ツナ缶の中では薄味で自己主張も少ないので、手軽に使える朝食や夕飯のにぎやかし要因に請け合いだ。

☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆ 
・価格   ★★☆☆☆ #110円/個 
・味覚評価 ★★★☆☆ #適度な味
・入手性  ★★★★★ #スーパーのいたるところに
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 60g
131kcal/缶 食塩相当量0.8g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、しょうゆ、砂糖、食塩、魚介エキス(原材料の一部に小麦、魚介類を含む)
JAN:4902560000932 製造固有記号VT201W P1
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.47

#きはだまぐろ #はごろもフーズ #味付

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いなば食品 ホワイトツナフレーク オリーブオイル100%使用を食べたレビュー

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いなば食品 ホワイトツナフレー...
“まろやかな味わいです。お料理にそのまま使って頂きやすいオリーブオイル100%漬けです。”


  いなば食品 ホワイトツナフレーク オリーブオイル100%使用
  びんながまぐろオリーブオイル漬けフレーク・準高級品


☆コメント
 いなばはツナ缶にアマニ油を入れたりえごま油を入れたりしているが、もちろんオリーブオイルも居る。自社ツナ缶との区別をつけるために、黄緑色のストライプとクローバーをあしらったデザインが特徴。
 モノ自体はいなば直売所や公式オンラインショップ、ごく一部のスーパーで取り扱いがある。本ブログでは2015年3月製造(製造から1年半経過)の十分な熟成が進んだロットを取り挙げる。

  
 身の大きさは高価格帯フレークの製品に負けない(というか、それらよりやや大きい)ものの、割合として血合いを含んだ身の多さが目立つ。食味に影響が出るレベルではないため、手の届きやすい価格と高級感、歩留まりの両立を狙ったものだろう。
 油はオリーブオイルの特徴を掴んでおり、黄色を帯びてサラサラだ。

 いなば食品ビジネスサービス社がこの製品を「ヘルシー志向」という言葉で売り込んでいるように、土産物や贈答品・贅沢品よりは普段使いへ軸足を乗せた製品といえるだろう。他社高価格帯のオリーブオイル漬けにはないキャラをしっかり確立できている。
 びんながまぐろオリーブオイル漬けが持つ食味と高級感を、そこそこの水準と価格で実現した点は大いに評価する。

「オリーブオイル漬けのツナ缶をもっとたくさん食べたい!たくさん贈りたい!」という方におすすめ。
価格はいなば直売所の価格だが、250円程度までであれば非常に優秀な費用対効果をえられるのは筆者が保証しよう。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ #オリーブ使用としては安い
・価格   ★★★☆☆ #210円 
・味覚評価 ★★★★★ #理想のコスパ、見逃せない
・入手性  ★☆☆☆☆ #相変わらず希少
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
221kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ、オリーブ油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:4901133060076 製造固有記号INB24
販売者 いなば食品株式会社(静岡県静岡市清水区由比北田114-1) 製品ページ
Tuna canning review No.42
#いなば食品 #びんながまぐろ #オリーブオイル漬

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モンマルシェ オーシャンプリンセス 国産ピリ辛赤唐辛子入り・ホワイトツナを食べたレビュー

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モンマルシェ オーシャンプリン...
“国産「一本釣り 夏びん長マグロ」、国産「赤唐辛子」を使用。
ツナ缶パイオニアの私たちが素材を選りすぐり、本当に美味しいと思える国産赤唐辛子入りツナ缶を完成させました。”


  モンマルシェ オーシャンプリンセス ホワイトツナ
  国産ピリ辛赤唐辛子入り
びんながまぐろ綿実油+調味液漬フレーク・高級品


☆コメント
 新発売ツナ缶の高速レビュー。
 高いツナ缶を重点的に販売するモンマルシェが提案した新しいベクトルのツナ缶が、この輪切り赤唐辛子入りの高級ツナ缶である。
スペックを見る限り、前回のミヤカンピリ辛ツナそっくり。

 8月末の初回生産分5,000缶は、通販のみで瞬く間に完売した。今回入手分の2016.09.02製ロットはモンマルシェ実店舗で販売されるものだ。次回生産分が通販に乗るのは14日以降だが、この辺に国産ツナ缶の流通スピードやロット数の小回りの効きの良さが如実にあらわれている。
 これだけ早く再生産分を回すというのは、海外ツナ缶には真似できない。

☆缶を開けたところ
  
 輪切りの唐辛子が目立つ。ミヤカンより多い印象。
 それ以外は、香りも見た目も味のほぐし方もオーシャンプリンセス・ホワイトツナ(フレーク)とあまり変わらない。

 辛さは、口に含んだ後からジワッジワワッときた。品のある辛さで、この辺は缶詰ならではの生きた唐辛子が効いていると分かる。
辛味の特性に関して筆者は専門外だが、少なくとも暴君なんとかなどと言うお菓子の辛さよりはチープじゃない。

 そして、半数以上を酒好きの友人に全て持って行かれた
「一番搾りに合う!ぜひ!お酒と一緒に!」と当ブログ読者に向け強くアピールしていたことを、ここに書き残しておきたい。

──

☆熟成の必要性
 ヌーヴォー缶(製造から三ヶ月経過していない缶詰)なため、大きなほぐし身の中までには味が染み込んでいなかった。小さなほぐし身を口に含んだほうが強い辛味を得られた。
恐らく、設計通りの辛さが発揮されるにはもう少し熟成が必要だろう。目安としては、賞味期限から3年引いて3ヶ月足した日数(2019.09.02製なら、2017.01.02)以降に食べると、製造から三ヶ月経って味の落ち着いたツナ缶になると思う。これは、ツナ缶に限らず全ての缶詰に共通する事項だ。
 もしヌーヴォー缶をお持ちであれば、先に一缶開けてそのみずみずしい食感を試してほしい。それから残りを3ヶ月か1年でも置いておけば、グレードアップしたコクを楽しむことができるだろう。


☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★☆ #313円/個
・味覚評価 ★★★★☆ #そのままお酒の宛てに
・入手性  ★★☆☆☆ #静岡駅ビルパルシェ内モンマルシェ店舗で
・原産国  国産

内容量 90g
202.9kcal/缶 食塩相当量1.5g
原材料 びんながまぐろ、綿実油、食塩、たんぱく加水分解物、野菜エキス、とうがらし、トマトペースト、香辛料抽出物、増粘剤(グァーガム)、(原材料の一部に大豆を含む)
JAN:なし 製造所固有記号MO7
販売者 モンマルシェ株式会社(静岡県静岡市清水区本町1-7) 製品ページ
Tuna canning review No.41
#びんながまぐろ #モンマルシェ #味付 #綿実油漬

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ミヤカン ピリ辛ツナを食べたレビュー

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ミヤカン ピリ辛ツナを食べたレ...
"原料には西部太平洋で漁獲された「きはだまぐろ」を使用しており、輪切り唐辛子が入ったツナ缶です。"
  

ミヤカン ピリ辛ツナ
  きはだまぐろ調味液漬フレーク・準高級品


☆コメント
 ミヤカンはSSKの子会社で、土地柄サバ缶のほうが有名な企業だろうか。
宮城・気仙沼の地で操業する気仙沼ほていと同様、震災によって操業停止に追い込まれてしまったが、15年春に再建している。今回入手したのは15年12月製造品。
 品名は調味液漬だが、当ブログでは味付缶として扱う。

☆缶を開けたところ
  
 輪切りになった鷹の爪が目を引く。きはだまぐろはオーソドックスな風味と食感だが、とうがらし由来の辛みが「ツーン」とくる。
しかし、下品な辛さではない。下味と身の味をトマトペーストで整えて、辛みだけが尖らないように上手くいなしている印象。
辛いのが好きな方であれば、一緒に食べるのをおすすめできる。日本酒にも合うだろう。

──

☆アレンジ料理「ピリ辛ツナのお手軽ペペロンチーノ」(2-3人前)

・ゆでたてのパスタ300gに、既製品のペペロンチーノの素2人前(画像はSB・ラ・ベットラ流 ペペロンチーノ)を和えて
・このツナ缶1缶を液汁ごとかける
 以上。
ツナ缶の調味クオリティが高いため、これだけでレストランのような味を楽しむことができる。一人暮らしなら上記の手順で手軽に、家庭料理としての活用ならミヤカン公式のアレンジレシピを用いたい。

 ラインナップのうち、ライトツナやホワイトツナといった一般的な製品よりは、この「ピリ辛ツナ」のほうが比較的たやすく手に入りそう。
SSK関連会社であるモンマルシェの販売店(清水区の本社および静岡駅パルシェ食彩館内のテナント)に並んでいるのを確認した。何気に静岡市内で安定供給される宮城県産ツナ缶としては唯一の存在である。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆ #きはだ使用品としては高価
・価格   ★★★☆☆ #193円/個 モンマルシェ・静岡駅パルシェ
・味覚評価 ★★★★☆ #辛いの好きな人に是非
・入手性  ★★☆☆☆ #ミヤカン直売所と自社通販、気仙沼の一部お土産店
・原産国  国産

☆スペック
内容量 75g
175kcal/缶 食塩相当量1.4g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、とうがらし、トマトペースト、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、増粘剤(グァーガム)
JAN 4901688102320 製造所固有記号なし
販売者 SSKセールス株式会社(静岡市清水区築地町11番26号)
製造者 株式会社ミヤカン(宮城県気仙沼市本浜町二丁目102番地1) 製品ページ
Tuna canning review No.40
#きはだまぐろ #めずらしいツナ缶 #モンマルシェ #味付 #宮城勢

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極洋(キョクヨー)ライトツナ 【国内詰】を食べたレビュー

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極洋(キョクヨー)ライトツナ ...
“国内詰の商品です。
 サラダ、オムレツ、コロッケ、チャーハンなどなど色々な用途にご利用いただけます。”

  極洋(キョクヨー) ライトツナ 【国内詰】
  まぐろ油漬けフレーク・普及品
☆コメント
 極洋というとサバ缶や海外詰のツナ缶が市場の圧倒的多数を占める。スーパーで見かけるのは9割方タイ産のほうだろう。
 しかし、国産ツナ缶もわずかに販売している。今回はたまたま百均に置いてあったものの、その販路は解明できていない。

 伊藤食品がOEM製造している。伊藤食品が極洋製缶詰を製造する場合、KHKBという製造所固有記号を使うようだ。

☆缶を開けたところ
  
 明らかに油が多く、ひたひたしている。
 身は機械ほぐしだ。若干赤みを帯びているため、めばちまぐろだろうか。
 下味の濃さと少々の魚臭さが懸念事項。

 そのまま食べるには向かない。
 しかし、メーカーの用法通り(野菜の水気で味が薄くなる)サラダや、(チキンライスに埋もれない味を求められる)オムライスに合わせるには向いているかもしれない。上述の欠点を埋め、きちんと仕事するツナ缶になる。

 伊藤食品はスチール缶をOEMすると塩味が濃くなる会社なのか? 自社製ツナ缶やかもめ屋OEMはそんなことないのに。

☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆
・価格   ★☆☆☆☆ #108円/個 レモン草薙店
・味覚評価 ★☆☆☆☆ #調理したい
・入手性  ★☆☆☆☆ #販路がまったく不明
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
247kcal/缶 食塩相当量0.8g
原材料 まぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス
JAN:4972195020049 製造固有記号KHKB
販売者 株式会社極洋(東京都港区赤坂3-3-5) 製品ページ
Tuna canning review No.39
#油漬

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いなば食品 ライトフレーク オイル無添加を食べたレビュー

スレッド
いなば食品 ライトフレーク オ...
“かつおのフレークを、野菜スープで調味したツナ缶です。”

  いなば食品 ライトフレーク オイル無添加
  かつお水煮・廉価品


☆コメント
 いなばのかつお水煮。「オイル無添加食塩無添加」という製品と、この「オイル無添加」がある。今回取り挙げるのは後者。
 安価な国産ツナ缶、国産のかつお水煮缶という点は、特筆に値する。ただし、店頭でほとんど見かけないのは玉に瑕か。

  
 缶を開けたところ。かつおの身が整然と並んでいる。
下味は付いているが必要最低限。油漬のノリで箸つまむと味気なさがあるが、これは水煮だ。そういうものである。
液汁はやや塩味と酸味が尖っている。

 水煮の宿命としてそのままつまむには味気ないが、補給食に使えないレベルではない。めんつゆで調味すると悪くない。
 また、液汁は飲み干して、マヨネーズとあえてツナマヨの材料にすると、価格とカロリーの割に美味しいおにぎりができあがる。

 入手価格が入手価格だっただけに、とてつもないキワモノを想像したが…フタを開ければ及第点のツナ缶だった。
やはりツナ缶業界における「国産品」のパワーワードっぷりは無視できない。

(このオイル無添加も、オイル無添加食塩無添加も、いなばの某イベントであまり人気のないツナ缶になっていました。普段ブログで取り上げるツナ缶に比べたら見劣りはします、しかし圧倒的な安さと国産ツナ缶であることを両立したという点で美味しく食べていきたいツナ缶と思います……)


☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆
・価格   ★☆☆☆☆ #実売は80円/個程度? 
・味覚評価 ★★☆☆☆ #このカロリーで下味があるぞ
・入手性  ★☆☆☆☆ #「オイル無添加・食塩無添加」より希少
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
51kcal/缶 食塩相当量0.8g タンパク質11.6g
原材料 かつお、野菜スープ、ナチュラルミネラルウォーター、食塩、帆立貝エキス、かつお節エキス、調味料(アミノ酸等)、紅藻抽出物
JAN:4901133081286 製造固有記号なし
製造者 いなば食品株式会社(静岡県静岡市清水区由比北田114-1) 製品ページ
Tuna canning review No.38
#いなば食品 #かつお #水煮

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pal*system(パルシステム) ツナフレークを食べたレビュー

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pal*system(パルシス...
“あえる、のせるだけで一品になるすぐれもののツナ缶。”


  pal*system(パルシステム) ツナフレーク
  きはだまぐろ油入り水煮・普及品


☆コメント
 食品の宅配サービス「生協パルシステム」が企画した、原材料の安全性にこだわったツナ缶。
アミノ酸等の化学調味料は使用せず、野菜スープも国産の乾燥野菜から調味されている。油は自社製の圧搾絞り菜種油
 製造はいなば食品。いなばお得意の油入り水煮によって、カロリーも抑えている。

  
 缶を開けたところ。身の大きさは廉価品よりやや大きく、シーチキンLフレークよりは小さい。
 品の良い下味がする。ちゃんと自己主張がありながら、ドレッシングや醤油といった他の調味料とケンカしない。

 価格と味、適した料理のバリエーションのバランスが取れている。高級ツナ缶とは異なり、常備常食に向いたツナ缶といえる。
 ごはんにかけてもよし、サラダにかけてもよし。安価においしくタンパク質をプラスできる。

 (……製品ページに書いてはいないが、この缶の内側はすずの溶出を抑えるエポキシ加工では?
 いなばのライトツナ国産品は普通にブリキブリキしてたし。)

☆似ているツナ缶
かもめ屋 ライトツナ ──こちらも下味に定評あり。原材料の安全性を突き詰めたもう一つの答え。
☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #確か160円/個 配送料別途 
・味覚評価 ★★★★☆ #下味の奥深さよ
・入手性  ★★☆☆☆ #パルシステム加入者専用
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
158kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、野菜スープ、菜種油(菜種は遺伝子組換えでない)、食塩
JAN:なし 製造固有記号なし
販売者 パルシステム生活協同組合連合会(東京都新宿区大久保2-2-6)
製造者 いなば食品株式会社(静岡県静岡市清水区由比北田114-1) 製品ページ
Tuna canning review No.37
#いなば食品 #きはだまぐろ #スーパーPB #油漬

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サスナ おりづるフレークを食べた評価

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サスナ おりづるフレークを食べ...

  サスナ おりづるフレーク
  まぐろ油漬けフレーク(ホワイトミート)
  びんながまぐろ 綿実油漬けフレーク・普及品

☆コメント
 焼津市に本社を構えるサスナは、国産ツナ缶/ペット缶詰のOEM製造を手がける水産加工会社だ。
OEM専門の会社のセオリー通り、自社製品はほとんど出回っていない。しかし、ふるさと納税の返礼品で「ガーリックツナ」がにわかな脚光を浴びて、会社の知名度は少しずつ増している様子。
 今回取り挙げる「おりづるフレーク」は、サスナの中でも通好みの品である。缶詰には“まぐろ油漬けフレーク”と表記されているが、Webサイトの表記にしたがいおりづるフレークと呼称する。本ロットは2015.6製造。

☆缶を開けたところ
  
 ほどよくほぐされた、身の大きいツナが並ぶ。食味はやわらかめ。
 液汁は薄味だが、身にしっかりと味がついている。一般的なびんなが油漬より風味に長けているのが特長。

☆おすすめ調理法
  
 びんなが油漬けとしては珍しく「椎茸エキス」によってキノコの風味が加えられている。このポテンシャルを活かし、炊き込みご飯に使うのをおすすめしたい。

 白米2合に対して線より多めの水、めんつゆ、みりん、本缶1缶を入れ、炊飯器のスイッチを押すだけ。
 キノコを加えずに香り高い炊き込みご飯ができあがる。

☆本社買付について
  
 平日(年末年始・お盆を除く)の9時~17時に営業。ガーリックツナ・おりづるフレークをはじめとした全商品が1カートン(24缶入り)単位で購入できる。
 静岡駅からR150新日本坂トンネルで30分程度かかる。焼津市中里まで自動車を使うのがもっとも快適だが、焼津駅からレンタサイクルを借りても20分弱でたどり着ける距離。


☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #163円/個 (24缶3,910円)
・味覚評価 ★★★★☆ #下味が可能性を広げる
・入手性  ☆☆☆☆☆ #本社での取り扱いのみ
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
224kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ、綿実油、野菜汁、食塩、椎茸エキス、昆布エキス
JAN:4560253750030 製造固有記号なし
製造者 株式会社 サスナ (静岡県焼津市中里824番地) 製品ページ
Tuna canning review No.36
#びんながまぐろ #めずらしいツナ缶 #綿実油漬

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マルハニチロ 記憶をサポートする油そのままツナフレークMを食べたレビュー

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マルハニチロ 記憶をサポートす...
"DHAには認知機能の一部である、数・ことば・図形・状況などの情報の記憶をサポートする機能があることが報告されています。"

  マルハニチロ 記憶をサポートする
油そのままツナフレークM
(まぐろ油漬 オリーブオイル仕立て)
  きはだまぐろオリーブオイル漬フレーク・高級品


☆コメント
 マルハニチロが16年7月に発売したばかりの、機能性表示食品ツナ缶。
認知機能で機能性表示食品を取った、初めてのツナ缶でもある。

 先発品のいなばライトツナDHA に比べ、およそ5倍近いDHA含有量があるのが特徴。
このDHAを余すことなく摂るため「油を切らずにそのまま、または油ごと調理してお召し上がりください」という表記がある。
発売日が7月1日で、製造日は2016.06.01。キレイに並んでいる。

 固有記号はQで、きちんと缶に山梨罐詰のOEMであることが明記されている。
はごろものOEMを受け持ったり、自社でびんながまぐろ油漬を作っている老舗缶詰会社だ。

  
 缶を開けてみたところ、身はやや大きいものが多く含まれている。オリーブオイルの黄色も目立つ。
ツナ自体は一般的なそれよりやや塩味が強く、まろやかさも少ない。身の固さや食感は標準的。
原材料には無い醤油をあらかじめ垂らしてあるかのような第一印象。かわりにスープと油のとろみがよく出ている。

 以前あったような機能性ツナ缶は「味が薄い」「パサパサする」というデメリットが目立ったが、そういったデメリットを克服したツナ缶だった。
味の濃さは他の調味料を減らすきっかけになりうる。


☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★★☆ #213円/個
・味覚評価 ★★★☆☆ 
・入手性  ★★☆☆☆ #ドラッグストア等
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
219kcal/缶 食塩相当量0.6g DHA880mg
原材料 きはだまぐろ、オリーブ油、精製魚油、食塩、野菜エキス/調味料(アミノ酸等)
JAN:4902165550511 製造固有記号Q
販売者 マルハニチロ株式会社 (東京都江東区豊洲3-2-20)
Tuna canning review No.35
#きはだまぐろ #機能性ツナ缶 #油漬

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