No.145 算数・数学において肌で感じる実体感
それを視覚化することも大事だと考えています。
文面だけで記憶できる人もいれば、
図形的に記憶することが優位な人もいれば、
話を聞いて記憶することが優位な人もいます。
最近はデジタル化によって、様々なことが
パソコンやタブレットでできるようになりました。
目の前で図形を動かしたり、
立体で裏の見えない部分を回転させて見たりする、
しかも1人ひとりがそれぞれの調べたいように
できるのは、デジタルの良さです。
パソコンが現代のように普及する前は、
備品である教具を活用したり、作成したり
していました。
私は、デジタルとアナログを使い分ける派です。
なぜならば、かつてのように、
敢えて模型を目の前で見せたり触ったりするような
実体験をすることも、今の児童・生徒には大事な経験
だと考えているからです。
中学校では、空間図形。
正多面体の模型を授業中、順番に触ってもらいました。
回転体では、工作用紙に図形を形どり、竹ひごにつけて
クルクル回していました。
小学校5年生を指導している中で、
現在、体積について学習しています。
1立方センチメートル(1cm^3)の定義は、
一辺の長さが1cmの立方体の体積。
その模型がたくさんあったので、子ども達に配って
体感してもらいました。
「意外と小さい」という感想が多く聞かれました。
それが500個集まると、500mLペットボトル1本。
1000個集まると、1L(リットル)。
体積を求める公式も大事ですが、
生活との繋がりも意識させたいなと
思っています。
岸田 侑大(Kishida youdai)
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