いつもの通勤路途中に芙蓉が大きく育ってきていますが、今年一番最初に咲いた「芙蓉の花」を撮りました。
しかも、一輪だけポツリと咲いていましたので、目立ちました。
朝咲いて夕方にはしぼむ<一日花>ですが、蕾の数も多くありますので、これからしばらくは、毎日咲く芙蓉の花で楽しめそうです。
本書には7篇の短篇が連作で納められていますが、表題の『かってまま』もそうですが、主人公<おさい>に関連する人物たちの性格が付けられています。
物語は宝暦10(1760)年の大火により、生みの親と生き別れた<おさい>が歩む数奇な人生を、それぞれの章にてたくましく生きる女心を絡めながら描いていきます。
養女として引き取った扇子の絵描き夫婦を通して<おさい>の素性を明かし、飯盛旅籠の遊女<かや>との交流は3歳、養女として質屋の女房<おすみ>との関係は10歳、女スリ<おせき>とは14歳で、大工の女房<おらく>では28歳、そして最終章では30歳の時の<おさい>の人生が、<鶴屋南北>の目線をとおして描かれています。
<おさい>の探し求めてきた「しなければならないこと」が最終章で完結しますが、<おさい>と登場人物たちの縁と生きざまが、じんと心に沁みる構成でした。
とある不動産屋さんが、新規に開店していました。
花輪がありましたが、すでにお花は持ち去られたようで、葉だけが目立っておりました。
夜のお店からの開店祝いのようで、名前を出すと不味いのでしょうか、送り主の名前がイニシャルだけでしたので気になりました。
Y」さんか・・・。
やよいさん、ゆりさん、ゆみこさん、よしこさん、ようこさん・・・、思いつく名前は夜の源氏名としては平凡過ぎて、悩んでしまいます。
JR神戸駅南側の「デュオこうべ」の広場で、今日から、「わいわいキッズパーク」と銘打って子供向けの駄菓子屋さんが8月15日まで開催されます。
お祭りの縁日でも屋台の数が減り、町中で駄菓子屋さんも見かけるのが難しい時代です。
10円玉を握りしめ、駄菓子屋に出向いた世代ですが、このようなイベント広場でしか楽しみが体験できないチビッコ達がかわいそうな気がするのですが、そうでもないのかなぁ・・。
県庁や県民会館に近いお店ですので、平日のお昼間には、なかかな入れないお店です。
業界の事務局に出かけた際、土曜日ということで運よく入れました。
お昼の定食、色々とメニューがありますがどれも700円です。
回転率を高めるためでしょうか、お弁当箱形式で、好のみで選んだおかずが、右上のスペースに入り、小鉢類はみな同じになります。
開店までにお弁当箱におかずを詰め合わせして重ねておけば、あとは、一口カツやしょうが焼き、塩サバ等、空きスペースに入れればよく、効率的です。
写真には写っていませんが、デザートの果物とみそ汁もあり、バランスのいい定食だと思います。
『JUNO/ジュノ』(2007年・監督: ジェイソン・ライトマン)でアカデミー賞を受賞した<ディアブロ・コーディ>によるオリジナル脚本を『イーオン・フラックス』(2005年) ・ 『ガール・ファイト』(2000年)の<カリン・クサマ>監督と<ミーガン・フォック>ス主演で映画化したホラー・コメディ『ジェニファーズ・ボディ』が、2010年7月30日より全国で公開されます。
アメリカ中西部の田舎町を舞台に、ある手違いで悪魔に取り憑かれてしまった美しい女子高生「ジェニファー」と、彼女の秘密を知ってしまった親友の「ニーディ」の葛藤と戦いを描きます。
共演に 『マンマ・ミーア!』 (2008年・監督: フィリダ・ロイド)の<アマンダ・セイフライド>が名を連ねています。
ピアノの黒鍵と白鍵のシンプルな表紙ですが、内容はなんとも複雑な構成で、驚愕のラストが待ち受けていました。
本書は、ミステリーの範疇だと思いますが、間違いなく音楽家<シューマン>の音楽論もしくはシューマン論かと思わせる展開が続き、読み終った段階で入念な伏線としての構成に驚かされました。
不幸な事故により中指を失った天才ピアニスト<永嶺修人>が、海外でシューマンの協奏曲を弾いていたとの手紙を受け取る主人公<里橋優>の<修人>との思い出が語られていき、読み手はシューマンに傾倒していた<修人>の音楽背景が理解しながら、中指がどうなったかの大きな疑問を持ちながら読み進めていきますが、事件の確執に触れることなくシューマン論が展開されていきます。
7割ほど読み進んだ頃、30年前の高校生時代に起こったプールでの女子高生の殺人事件が語られ、ようやくミステリーらしく展開していくのですが、やはり根底には<修人>との関係が綴られ、二転三転の混沌とした結末を迎えます。
ネタバレになりますので細かいことは書けませんが、「小説らしい小説」を読んだとの印象は残りますが、音楽評論的な細かい描写は少しばかりミステリー作品としてはくどさを感じさせ、好き嫌いが分かれるかもしれません。
東経135度は日本標準時子午線で、明石天文科学館が建っています。
1995年に阪神・淡路大震災で科学館は大破しましたが、1998年にリニュアルオープンしています。
今年は開館50周年ということで、山陽電車に明石の観光を表したラッピング電車が走っています。
なかなか写真を撮る機会がなく、諦めかけていたのですが、なんとか無くならないうちに写真に収められました。
真夏日が続き、体力も落ち気味ではないかと思い、大好きな「ニラスープ」(300円)を食べに【珉珉】まで出向きました。
あっさり中華味のスープに刻みニラが一杯入っているこのスープ、大好物なんです。
他店では、ニラを斜め切りして、ダイヤモンド形にしているお店もありますが、こちら板宿店ではみじん切りのニラを使われています。
炒飯との相性も良く、スープを飲み切れば満腹で、至福のお昼ご飯でした。
本書には短篇が10篇納められていますが、どれもテーマは「60秒」の時間です。
「あなたに臨んだときに一度だけ、世界中の時間を60秒止められます」と、ひさしのある緑色の帽子に、真っ赤なミニ丈のノースリーブのワンピースを着て、ブルーの膝までのブーツを履いた11~12歳ぐらいの<美少女>が、それぞれの短篇に登場する人物たちに特別な力を授け、使い道は相手の自由に任せてしまいます。
誰にも知られず、邪魔されることのない「60秒」をどう使うか、飛び込み自殺の女性を助けるために使い人、自分の欲望のまま女性を犯す男、不治の病に罹り無関係な人たちを巻き込んで自殺する男、死なせた赤ん坊を他人の仕業に見せかけようとする母親等、人間の心の欲望がよく描かれています。
力を授ける<美少女>は、各事件に対して無反応で傍観者的な態度を取り続けるのが、少し違和感を感じました。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ