業界の委員会の帰り、晩ご飯にと【餃子のバラモン】さんに寄りました。
ラーメンにしようか、カレーも上手いし、はたまた焼き肉丼かと悩みながら扉を開けたのですが、この時期らしく冷麺が出ていました。
「中華冷麺」と「韓国冷麺」の2種類が共に(800円)です。
今回は「中華冷麺」を注文。
いつもながらの具材の多さと、味の良さで満足感たっぷりの出来栄えです。
皿からはみ出したレタスが、いかにも豪快な大将の盛り付けらしく、これも愛嬌でしょうか。
次回は、腰のある麺の「韓国冷麺」が楽しみです。
妻子ある会社の上司と不倫関係にあった30歳の<わたし>は、自暴自棄になって歩いていたところ雷に打たれ、平安時代の17歳の女官<小袖>の体にタイムスリップ、『源氏物語』を執筆している<香子>さまの片腕として働き出します。
本書はプロローグに始まり、「夕顔」・「末摘花」・「葵」・「明石」・「若紫」の5章が収められ、エピローグで終わる構成です。
<紫式部>の『源氏物語』を基本に据え、物語に登場する数々の姫君や事件の意外な真相を、<小袖=わたし>の目線から、軽い筆致とユーモアを交えて描かれています。
<紫の上>に対しては、・・・ロリコンのスケベ親父にまんまと騙されて愛人にされた哀れな女、しかもそのスケベ親父は浮気のし放題だったという何とも救いがたい境遇の女、でしかなかったのだ・・・など、強烈な皮肉の語りが心地よく楽しめる一冊でした。
神戸ハーバーランドのキャナルタウンに、室内最大級のミストサークルが設置されています。
高さ4.5m、直径8.2mの大きさです。
写真では分かりづらいのですが、水粒子6ミクロンで吹き出した瞬間です。
噴射量は最大4L/分、2分間隔で噴射する仕組みで、デジタル表示であと何秒と確認できますので、子供たちはカウントダウンしながら次の噴射まで気長にまっているようでした。
冷房の効いた室内でのミスト、見た目は楽しそうですが、なんだか用途が違うように思えて気になりました。
イギリスの女流作家<メアリー・ノートン>の児童文学『床下の小人たち』を、スタジオジブリが映画化した『借りぐらしのアリエッティ』が、2017年7月17日より公開されます。
身長10センチの小さなアリエッティ一家は、人間が住む家の床下で、さまざまな生活品をこっそり借りて暮らしていました。彼らの掟は「決して人間に見られてはいけない」ということでした。しかし、「アリエッティ」はその家に引越してきた少年「翔」に自分の姿を見られてしまいます。
出演は、 「アリエッティ」に<志田未来>、「翔(しょう)」に<神木隆之介>、「ホミリー」に<大竹しのぶ>、「牧 貞子」に<竹下景子>、「スピラー」に<藤原竜也>、「ポッド」に<三浦友和>、「ハル」に<樹木希林>が声を当てています。
企画・脚本は<宮崎駿>が担当、監督は『千と千尋の神隠し』・『ハウルの動く城』・『崖の上のポニョ』で原画、『ゲド戦記』で作画監督補を務めた<米林宏昌>が初監督を務めています。
大学の夏休み、先輩<甲本>の手伝いで軽トラでたこ焼きを売るバイトをしていた<楢井翔太朗>は下関に住んでいますが、たこ焼きの販売で出向いた門司にて、ヤクザの二人連れに追いかけられている高校生の<花園絵里香>を助けます。
<絵里香>は、福岡県門司の暴力団<花園組>組長<花園周五郎>の娘で、腹違いの妹の手術代500万を手に入れるため、<翔太朗>と<甲本>の3人で「狂言誘拐」を計画、組から上手く3000万の現金を手に入れたのですが、祝杯の中に睡眠薬を<甲本>に入れられ、目を覚ますと500万だけが残されており、身代金を回収した船の倉庫には<花園組>の若頭<高沢>の死体が残されていました。
最後にミステリーとして謎解きをするのは<絵里香>の姉<皐月>で、組長の長女として男勝りの性格です。
駄洒落や広島弁の会話も楽しくユーモアのある文章で、また地元ならではの観光ネタも面白く、<翔太朗>と<絵里香>の青春ストリーも絡め、おおいに楽しめる一冊でした。
育児と仕事を両立させるために捜査一課から、刑事総務課に移動させてもらったシングルファザーの<大友鉄>は、能力を惜しまれて、上司の命令で、銀行員の6歳の息子が誘拐された事件の捜査をすることになります。
身代金は、アイドルグループの5万人のコンサート会場に紛れ込み持ちさられてしまいます。
息子は無事に戻りますが事件の恐怖で、言葉を失っていました。
事件の背景には銀行融資に絡む側面がありましたが、新シリーズとして、楽しめそうなキャラクター刑事の出現です。
立ち呑みでちょっと一杯飲んだ後、たまに<Nさん夫婦>と立ち寄るのが、【より道】さんです。
呑んだ後ですので、豚もやし炒め(350円)とか豆腐ステーキ(300円)とかの軽いアテで、楽しんでいます。
このお店、珍しくキリンの生ビールが置いてあるのが、気にいっています。
今日は初めてお昼のランチに訪問してきました。
「オムそば定食」(550円)です。
軽く一杯呑んでいる間に出てきました「オムソそば」、見た瞬間そばは2玉分はありそうで「デカッ〜」と心の中で叫んでおりました。
壁に<ランチの食べ残し持ち帰りパック代20円>と貼り出してありますが、意味がよく分かります。
ご飯の量も多く、生ビール1杯で我慢したのが、正解でした。
江戸時代から新しい年号に変わり5年、面相の妖怪な古道具屋の<喜蔵>の庭に、ある夜小生意気な少年<小春>が空から落ちてきたところから物語は始まります。
<小春>は自分は「百夜鬼行」の道中にはぐれた鬼だといい、戻るべき行列を見つけなければいけないのですが、人間嫌いの<喜蔵>もなぜか<小春>には心を開き、二人の奇妙な生活が始まりますが、<喜蔵>の周りで次々と奇妙な事件が起こります。
この<小春>、本来<龍>と呼ばれた「猫股」と呼ばれる妖怪でしたが、その上の大妖怪の位を仕留めるためには、情を通じた飼い主の首を捧げなければなりません。
まだ江戸時代の物の怪がまかり通り時代を舞台として、人間と妖怪の交流を通して粋で軽妙な会話が楽しめ、ほのぼのとしたエンディングに心落ち着く一冊でした。
ジュースの自販機で、面白いネーミングのサイダーを見つけました。
その名も「仮面サイダー」です。
上手い語呂合わせのネーミングに、笑ってしまいました。
『占星術殺人事件』に始まる<御手洗潔シリーズ>として、本書は25冊目に当たります。
横浜にある<御手洗>の事務所に、山梨県の山奥から<廿楽(つづら)泰>という青年が、母親の<芳子>が自殺未遂をした原因を探ってほしいと訪問、現地に出向き母親との会話で、悪徳金融業者「道徳ローン」の借金が原因であることを突き止めます。
突如場面は、子供の頃に借金苦から父親を亡くした「ぼく(竹谷亮司)」の、貧しい生活からプロ野球を目指す人生物語が始まります。
契約金なしでプロ野球団に投手として入団、あこがれの天才打者<武智明秀>のバッテイング投手に生きがいを感じていた<竹谷>ですが、突然<武智>が野球賭博で逮捕され、その原因が自分の父親と同じ「道徳ローン」の借金が絡んでいることを知ります。
プロ野球の世界が丁寧に描かれており、これが前半の部分とどうつながるのか訝りながらも、二軍で終わった投手と天才打者との心の絆を絡め、タイトルの「最後の一球」の意味がジワリと心に響く面白さでした。
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