冷蔵庫の野菜室に、少しばかりしなびかけた和歌山県産の<絹さや>がありましたので、「玉子とじ」と何か別のおかずをと考えましたが、他の惣菜を作れそうな素材がありません。
鶏肉がありましたので、出汁を使い手間が変わらない【親子丼】に決めました。
<絹さや>の背スジを取る作業を行うたびに、新聞紙を広げたその上で、祖母の手伝いをしながら背スジを引いていたのを懐かしくおもいだします。
本来<絹さや>は4~6月頃が旬だとおもいますが、促成栽培でしょうか小さめの<絹さや>でしたが、とじる時間を見計らい、色あせずきれいな色のままいただくことができました。
先月末の2月28日(金)をもって、元町商店街4丁目にありました茶房【ウィーン】がお店を閉められました。
1957(昭和32)年からですので、56年間の営業に終止符です。
後継ぎの問題が一番大きいでしょうが、喫茶店自体が時代にそぐわないのかなとも感じます。
昨年は兵庫区荒田町にありました 「フェニックス」 さんが45年の営業を終えられていますし、メトロこうべ(新開地タウン)の 「ローラン」 さんも40年を超える営業でしたが閉店しています。
【ウィーン】の店内は奥行きが長いお店で、木目の壁と床が落ち着いた雰囲気を出しており、壁に取り付けれれた照明器具もいい感じでした。
2代目さんも70歳ということで潮時と考えられたようですが、「茶房」という響きが似合ったお店だけに、残念なことです。
本日は17:00で終了しますが、JR神戸駅南側の地下街「デュオドーム」で開催されています 【神戸花物語】 の会場の一角で、目を引く青色の<チューリップ>を見つけました。
「えっ!」と驚いたのですが、「葉」を見ますと「葉」も青くなっており、この花たちも 「ハボタン」 や 「レインボーローズ」 と同様に、顔料で色付けされた花弁だと分かりました。
試み的には面白いとおもいますが、品種改良とは違う見た目優先の作為を感じてしまい、あまりいい印象は持てませんでした。
本来は「白色」の花弁だとおもいますが、栽培業者にとっては売れることが必須でしょうから、それなりの宣伝効果はあるようで、みなさん熱心に写真を撮られておりました。
<ペコちゃん>と<ち~ちゃん>がワイワイ話しているのを聞きながら、帰ろうかなと考えていましたら、こちらもお正月以来になる<O浦さん>夫婦と遭遇です。
<O浦さん>夫婦は、休日にはお昼間に顔出しされていますので、早い時間帯でないと一緒に飲む機会がありません。
ということで、<ペコちゃん>達と<O浦さん>夫婦と合流して、【おでぶ】での会食ということになってしまいました。
<ペコちゃん>・<ち~ちゃん>・<なおちゃん>という女性陣のかしましい中、<O浦さん>とわたしは焼酎で一杯です。
今宵は、熊本県の芋焼酎「三代」をキープしました。
女将さんから「コロッケ」のサービスです。
取り分けやすいように6等分に切ってくださり、なにげない気遣いに感謝です。
いつもおすそ分けをいただく<ペコちゃん>ですが、本日は土曜出勤だったようです。
なかなか会えない長距離トラックの運転手の<ち~ちゃん>と遭遇、二人並んでワイワイと会話を楽しんでいました。
お店のオネイサン達も<ペコちゃん>からよくおすそ分けの差し入れをいただいていますので、今宵は<はまちゃん>から【野菜サラダ】のサービスです。
「もろきゅう」に使う胡瓜の端っこ部分を捨てることななく、うまくキャベツと合わせているのは、さすが居酒屋ならではの盛り付けだと感心しておりました。
< シンデレラ城 >
< シンデレラドレス >
JR神戸駅南側の地下街イベント広場の「デェオドーム」で、今年も【神戸花物語】が、明日の2日(日)17:00まで開催されています。
今回のテーマは「変身」ということで、『シンデレラ』物語を素材にした各種オブジェが、会場に置かれています。
<シンデレラ城>は「ビオラ」と「プリムラ」を使用したフラワーウォールで、花畑と城が描かれ、黄色いお月さんが浮かんでいました。
<シンデレラドレス>は様々な色合いの「チューリップ」で作られており、裏側に階段がありますので、みなさん顔だけ出しての記念撮影です。
その他にも白い「チューリップ」で作られた<馬車>や、<ガラスの靴>のフラワーウォールが飾られていました。
お昼ご飯を手軽にとなりますと、どうしても丼物が浮かんできます。
店先で見た「餃子の王将」の2月後半のサービスメニュー(西日本)が【回鍋肉(ホイコーロー)】でしたので、自分流にアレンジして挑戦です。
四川料理人として<陳建民>は、日本に「麻婆豆腐」を広めたことで有名ですが、この【回鍋肉】も彼が本場で使用する<蒜苗(ソンミョン:ニンニクの葉・芽)>を<キャベツ>に替えてアレンジした料理です。
「回鍋」とは、皮付きの豚肉を茹でるか蒸すかして一度調理した食材を再び鍋に戻して調理することを表しており、中国で「肉」といえば豚肉を指しています。
ネギ・ニンニク・生姜を炒め、豚ばら肉はひと口大に切り、キャベツとピーマンを混ぜ入れて炒め、下準備しておいたタレでからめて完成です。
ピリット豆板醤のきいた味噌だれで、色が濃くて見栄えは良くありませんが、おいしい丼が楽しめました。
この時期に遭遇しました【ムラサキシジミ(紫小灰)】ですので、成虫で越冬した蝶です。
チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ムラサキシジミ属に分類され、翅を広げた開張は30~40ミリ、翅の表側には青紫色に輝く模様があり、周囲は黒茶色で縁どられ、前翅の先が尖っています。
翅の裏側は、輝く青紫色の模様をもっているとは思えないほど地味な黒褐色をしており、黒っぽい斑と帯が入っています。
「ヤマトシジミ」 のように頻繁に花を訪れる機会を観ることはなく、成虫が何を餌にしているのかは、まだ究明されていません。
幼虫は、「アラカシ」や「イチガシ」・「クヌギ」・「コナラ」などのブナ科の葉を食草としています。
原産地のインドでは、高さ30メートル近くまで成長する常緑高木の【フィカス・ベンガレンシス】ですが、日本では鉢物の観葉植物として人気があります。
生命力が強い植物で、クワ科フィカス(イチジク)属に分類され、 「フィカス・ウンベラータ」 や 「インドゴムノキ」 の仲間で育てやすく、長寿や豊穣のシンボルとして縁起の良い樹とされています。
ガンジス河の河口付近にあるベンガル地方にちなんで、和名としては「ベンガル菩提樹」です。
白い幹に卵形の葉がまばらに茂り、葉には白い葉脈が目立ち、落ち着いた雰囲気を漂わせています。
「肉じゃが」も居酒屋さんや、定食の付け合わせによく出てくる煮込み料理で、嫌いな人は少ないようです。
今宵、【やす】の突き出しは定番通り<牛肉>の「肉じゃが」でした。
<牛肉>に限らず、 <鶏肉> や <豚肉> を使用した変形バージョンも見かけます。
1938(昭和13)年に書かれています『海軍厨業管理教科書』には、使用する肉の材料としては、<牛肉>が表記されています。
この「肉じゃが」も「カレーライス」と同様に、<じゃがいも・人参・玉ねぎ>を使いますので使い回しが効き、旧海軍の定番メニューでした。
「肉じゃが」発祥の地として、軍港がありました京都府舞鶴市や広島建呉市などが仲良く発祥の地として手を挙げています。
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