喫茶店を舞台に安楽椅子探偵的に謎を解くのは、<岡崎琢磨>のバリスタ<切間美星>を主人公とした、『珈琲店タレーランの事件簿』 がありますが、本書も設定はよく似ています。
横浜元町にほど近い汐汲坂の途中にある喫茶店「カフェ・ルナール」は、24歳の美人店長<望月葛葉>のこだわりの紅茶が飲める店ですが、訪れる客の悩みを訊き、その謎を解くこととして有名でした。
横浜の大学に通うため、伯父<芦屋甚五郎>の紅茶専門店「薫」でアルバイトする<菱川春明>は、<甚五郎>と娘<蜜>も<葛葉>が知り合いだということで、自分の悩みを打ち明けに「カフェ・ルナール」に出向いていきます。
「ルナール」とはフランス語で「狐」と言う意味ですが、嘘か真か自ら「狐」と名乗る<葛葉>に<春明>は魅かれていきます。
なぜか店から出ることのない<葛葉>ですが、聞き及ぶ情報だけで謎を解く連作短篇が4篇納められていて、ウイットの効いたエピローグが印象的でした。
本日は29日と言うことで、「に(2)ク(9)の日」でした。
好き嫌いがない<ファルコンシェフ>としては、なるべくその日のネタにあやかるようにしていますので、お昼ご飯として 「ハンバーグ」 を作りました。
なるべく要領よく調理したい男料理として、夜用にと「ハンバーグ」のネタである<挽き肉>と<玉ねぎ>のみじん切りを残して置いた具に、<ベーコンブロック>と<ぶなしめじ>を小さく切り足して、【オムレツ】の具材として再利用です。
本日は<牛肉>の塊での惣菜はありませんでしたが、<挽き肉>で昼夜とも美味しくいただいた一日でした。
< 立ち呑み「世界長 新開地直売所」 岸田夫妻 >
繁華街はいまや「三宮」に奪われた感がありますが、かっての「新開地」は、「東の浅草、西の新開地」と呼ばれ、映画館が立ち並ぶ一大歓楽街でした。
『B面の神戸』としての「新開地」を楽しんでもらおうと、年に数回「社会見学会」が企画され、来る12月5日(土)と6日(日)に、新開地商店街一帯にて開催されます。
今回は10講座の体験プログラム(参加費500円)が組まれ、<世界長 新開地直売所>では「タチノミノ流儀」、<平和荘>では「初めての麻雀」、1948(昭和23)年に開業した老舗喫茶店<エデン>では「モデル気分で撮影会」と称して、レトロな店内にてプロのカメラマン<太田未来子>さんからポーズ指導を受けながらの撮影会などが企画されています。
また、各飲食店(20店舗)が「ワインコインセット」や「特別メニュー」を提供、呑み歩くのが楽しみな二日間です。
イギリス流で言えば日曜日は 「ローストビーフ」 を食べる日ですが、偶然にも本日29日は、「に(2)く(9)の日」に当たります。
<ファルコンシェフ>としては、毎月夜の部に 「ビーフステーキ」 を調理してきましたが、小さな発砲スチロールに納められた<挽き肉>がありましたので、【ハンバーグ】にしました。
今は便利な時代で、【ハンバーグ】のソースとして<HAINT(ハインツ)>から『かけて本格 デミグラソース』という、かけやすい容器入りのソース(200グラム)が売られています。
お手ごろな調味料で、簡単なソースが利用できるのは便利な時代になりました。
カッコウ科カッコウ属の「ホトトギス」ですが、特徴的な<キョッキョッ、キョッキョッ>という鳴き声と、「ウグイス」に托卵する習性でよく知られています。
「ヒヨドリ」 よりもやや大きくて体長30センチ弱、頭部と背中は灰色で、翼と尾羽は黒褐色、目の周りには黄色のアイリングがあります。
古くから親しまれていた鳥で、『万葉集』や『古今和歌集』によく詠まれています。
この「3円」の<郵便切手>は、1954(昭和29)年5月10日に初めて発行され、葉書の料金が「7円」から「10円」に値上げされるのを見込んで、1971(昭和46)年7月15日に彩色が変更されると共に、「 NIPPON 」の文字が追加されています。
実際に葉書の値上げは半年ほど遅れて1972(昭和47)年2月1日に実施されていますので、使用されることは少なかったようです。
2010(平成22)年11月29日に額面「3」の書体の変更が行われ、2015(平成27)年2月2日からの販売は「シマリス」の図柄に変更されています。
今朝の朝食は、【POMPADOUR(ポンパドウル)】の「ハムエッグデリカ」(216円)です。
調理パンの名称として「デリカ」と付いていますが、明らかにサンドイッチや持ち帰り用の惣菜を売る飲食店の「デリカテッセン」の略だと思えるのですが、あまり関係ないかなと少し訝りました。
言葉の解釈は別として、素材として「ハム」が使用されているので、そのあたりの意味合いが含まれているのかもしれません。
至極わかりやすい味わいで、小さく刻まれた「ハム」と 刻まれた「茹で玉子」を具材として焼かれたパンで、マヨネーズソースで濃く合のある味わいが楽しめました。
日本とトルコの友好関係の礎となった「エルトゥールル号」遭難事件を題材に、日本・トルコ合作で映画化したヒューマンドラマ『海難1890』が、2015年12月5日より全国で公開されます。
1890年9月、オスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦「エルトゥールル号」が和歌山県沖で座礁し、乗組員618人が荒れ狂う海へと投げ出されました。500人以上もの犠牲者が出る中、地元住民の懸命な救助活動によって69人の命が救われ、トルコへ帰還。この事件をきっかけに、日本とトルコの間に厚い友情が結ばれることとなりました。そして1985年、イラン・イラク戦争で緊張が高まるテヘランに日本人215人が取り残され、日本大使館はトルコに救出を依頼します。
『家路』 (2014年・監督: 久保田 直) ・ 『臨場』(2009年・テレビ朝日)の<内野聖陽>が、「エルトゥールル号」乗組員の介抱に奔走する医師役で主演。ヒロイン役の<忽那汐里>はそれぞれの時代に生きる女性を1人2役で演じています。監督は。『利休にたずねよ』(2013年) ・ 『化粧師 KEWAISHI』(2002年)の<田中光敏>が務めています。
高速長田駅地下通路にあります<立ち呑み「しゅう」>の常連客の <村岡>さん が、日本酒好きの趣味と実益を兼ねて11月23日(月・祝)に日本酒とワイン、そしてチーズの専門店<和酒(わしゅう)や【香醸(こうじょう)】>をオープンされています。
お店は板宿駅から徒歩3分ばかり、「えび天むす」の <春風堂> の西側です。
今宵は<村岡>さんおすすめの吟醸酒や生酒を4種類ばかり呑み、味比べをしてきました。
* 羽根屋「煌火(きらび)」 ・・・ 富山県富山市「富美菊酒造」
* 「射美」 ・・・ 岐阜県揖斐郡「杉原酒造」
* 「まごころ」 ・・・ 兵庫県稲美町「井澤本家」
* 羽根屋「純米大吟醸50 翼」 ・・・ 富山県富山市「富美菊酒造」
どれもすっきりとした好みの辛口仕上げで、おいしくいただいてきました。
営業時間が21:00までと少し早いのが残念ですが、帰宅路線の途中にありますので、これから足蹴よく通ってしまいそうです。
風邪の要望対策ではありませんが、今宵は<ねぎ>が中心の肴になってしまいました。
一品目に選んだのは 「青ねぎのナムル」 でしたが、二品目は「ねぎチーズチヂミ」(180円)です。
日本の韓国料理店(韓国で日本人向けの店)では、「チヂミ」という名称でメニューにでていますが、韓国語で「チヂミ」と言う言葉はなく、本来は「ジョン」になります。
<ねぎ(わけぎ)=パ>ですので、<ねぎ>だけでは<パジョン>と言うのが一般的で、これはチーズが入っていますので<パチジュジョン>でいいのかな?
<大将>から「ポン酢でもいりますか?」と訊かれましたが、チーズの味だけで十分においしくいただけました。
韓国料理の「ビビンバ」の具材として欠かせない「ナムル」ですが、<モヤシ>や<ワラビ>などの山菜が多いと思います。
今宵の【しゅう】では、「青ねぎのナムル」(150円)がありました。
以前には 「小松菜のナムル」 がありましたが、これも実にあっさりとした絶品の味で、思わず唸ってしまいました。
イメージ的に「ニラ」でもと思いましたが、逆に「ニラ」では柔らかくなりすぎて歯ごたえ感が無く、味がひつこくなるのかもしれません。
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