今宵は大好きな「シーフードグラタン」(380円)と、「純豆腐鍋(スンドゥブチゲ)」があり、どちらにしようかと悩んでしまいました。
最初に食べた 「シーフードグラタン」 の具材は<貝柱とタラ>でしたが、今回は<冷凍牡蠣と貝柱>を使い、本当に具だくさんのグラタンで大満足です。
お世話になっています<立ち呑み【しゅう】>は、来月の16日(火)に開店一周年を迎えられます。
大将に、「ちょうど休み明け(日・月定休日)に当たりますね」といえば、「三日間ぐらいは生ビールや酎ハイを100円ぐらいにしようかな」との言葉に、お客さん達は大喜びでしたが、さてどうなることかと今から楽しみにしています。
前回は 「カレーうどん」 をいただきましたが、また「ミニ定食」(550円)に戻りました。
いつも通り<ご飯・味噌汁>抜きで、キリンビールのロング缶持参です。
これだけの小鉢料理を居酒屋で注文しますと、かなりの金額になるはずで、出していただいたおかずは、<オニオンサラダ・ほうれん草といんげんの玉子とじ・にくじゃが・塩鮭・茄子の味噌和え・タンドリーチキン>の組み合わせでした。
最近の若い子の会話を聞いていて、「にじゅうにちには・・・」というのには驚いたと、お客さんが女将さんに話されていました。
「はつか」とは言わないようで、「なのか」・「ようか」も「ひちにち」や「はちにち」と呼んでいるとかで、学校では教えないのかなとしばし雑談で盛り上がりました。
女将さんの「おじゃみで、ひぃ・ふぅ・みぃと遊ばないからかなぁ~」には、「なるほど」とうなづいてしまいました。
今宵は<呑み処「えっちゃん」>で、 「ベーコンと玉子焼き」 でキリンビール楽しんでいましたが、<えっちゃん>から「アサリの酒蒸し」のおすそ分けが出てきました。
年間を通じて市場に出回る「アサリ」ですが、日本国内では漁獲量の約70%を愛知県が占め、最近では中国産のモノが多く出回っているようです。
今は潮干狩りでとる貝の代表ですが、昔は海辺で手軽に「漁り取る」ことができ、この「漁る(あさる)」が「アサリ」に転訛したと考えられています。
居酒屋メニューの定番で日本酒での「酒蒸し」ですが、白ワインを使いますとフレンチ料理となります。
お店に入り、カウンターの肴を眺めていますと、「大きな鶏肉のソースがけがおいしいよ」と馴染客から教えていただきましたが、かなり大きいので「ベーコンと玉子焼き」にしました。
本来の<ベーコン>は、豚の半丸焼き肉を塩漬けにして燻製したものを指しますが、日本では「ばら肉」を用いたモノを<ベーコン>と呼んでいます。
ほどよい厚みで<ベーコン>特有の脂のうま味で、おいしくビールをいただいてきました。
突き出しとしての小鉢物の肴類も、毎日何種類か揃えられていますが、お菓子類や乾き物類も充実している【やす】です。
今宵は懐かしい駄菓子の「いかの姿フライ」を、選んでみました。
子供の頃のおやつですが、いまはパリッとした食感が、ビールの肴としてよく合う一品です。
主な製造メーカーは広島県呉市に集中しているようで、<大珍するめ>は「いかの姿あげ」、
<全珍>と<スバル食品>は「いかの姿フライ」の表示で販売されています。
ご当地のお好み焼きである「広島焼き」には、これを砕いたものやそのまま具材として使われ、また「どん兵衛:きつねうどん」などに入れて食べるのも人気があるようです。
ここ最近は 「純豆腐鍋(スンドゥブチゲ)」 にはまり、よく頼んでいましたが、今回は久しぶりに「四川風激辛麻婆豆腐」(300円)です。
「純豆腐鍋(スンドゥブチゲ)」も、大将自らが「タテギ」と呼ばれる調味料を作っていて、これががまた何とも言えぬ風味を醸し出していました。
この「四川風激辛麻婆豆腐」も、大将自ら<山椒>や<豆板醤>等の調味料を調整、何とも言えぬ味わいがあります。
以前までは「激辛」ということで大将が気を利かしたのか、開店当初は 量も少なく 値段も(200円)でしたが、辛党が多くて人気があり、量も増えて唐辛子の赤味が増しています。
「そら豆&ベーコン」(151円)という、使用されている具材だけの名称が付けられた直径8センチ程度のパンを、朝ご飯にしました。
具材の「ソラマメ」はマメ科ソラマメ属の一年草の実として、「大豆」・ 「落花生」 ・「エンドウ豆」・ 「インゲン豆」 ・「ヒヨコ豆」と合わせ、6大食用豆とされています。
日本には奈良時代に伝来、和名の由来は実が空に向かって実ることから「空豆」となり、また莢の形が蚕に似ていますので「蚕豆(そらまめ)」と表記、居酒屋では「天豆」とも表記されています。
春に花を咲かせて5月ぐらいに収穫され、4月から6月にかけてが旬の味わいが楽しめますので、調理パンにも旬の素材として用いられたのかと考えながら、食べておりました。
いいなと思う肴が無かった<立ち呑み「鈴ぎん:福寿」>を後にして、「イワシの酢」(350円)が食べたくなり、【尾張屋】に足を向けました。
居酒屋としてこれだという十八番の肴があるのは強みで、【尾張屋】では間違いなくこの「イワシの酢」だと思います。
あっさりとした「フキ」や「小松菜と薄揚げ」の<おひたし>と「バサの天ぷら」を食べたあと、再度「イワシの酢」で〆てきました。
無性に食べたくなる絶妙の酢の〆加減、必ず注文してしまうビールがすすむ一品です。
【五郎】さんのカウンターには、その月のおかずの予定表が置かれているのですが、好き嫌いがないわたしには、あまり影響はないのですが、おいしくキリンビールが呑めるメイン料理であればと足を運んでいます。
本日は「牛と根菜の煮込み」(800円)で、大好きな「牛蒡」もあり、盛りだくさんの具材がいい肴になり、味噌汁の「オクラ」もいい薬味として頂けました。
一応お昼間だけの営業で15食限定と言うことになっていますが、「ご飯の量も難しいでしょうねぇ」と尋ねましたら、「この人はお替り3杯は食べられるからなぁ~」というときもあり、ちゃんと2回目の炊飯の用意はされていると教えていただきました。
小鉢物は「サーモンと大根サラダ」・「長芋と玉ねぎ和え」と、馴染のない取り合わせの変形バージョンでしたが、どちらもいい塩梅でした。
「照り焼き」といえば、<ブリ>や<鶏肉>を代表格に、<イカ>や<ハモ>などもおいしい素材ですが、今宵の【乾杯】では「ブリの照り焼き」を肴としました。
<ブリ>はアジ科ブリ属の魚で、関西では80センチ以上の大きさを<ブリ>と呼んでいる出世魚です。
天然物は少なく養殖物がほとんどですが、年間を通してスーパーなどで並んでいますので、使いやすい素材だと思います。
<サバ>には若狭湾から京都まで通じる「鯖街道」がありましたが、<ブリ>にも富山湾で水揚げされた<ブリ>を「越中ブリ」として飛騨街道を通じて高山に入り、塩を施して「飛騨ブリ」と名を変え、野麦峠を超えて松本に至り、そこから信州各地に広まりました。
その飛騨街道等を<鰤街道>と呼んでいました。
今では、日本全国津々浦々まで一日あればモノが届く時代ですが、街道を通して山間部に運ばれる貴重な海産物は、当時の生活にとっては貴重な品だったことだと思います。
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