ここ最近の<中川店長>のおすすめは、 「海鮮炒め」 ・ 「小松菜の中華風炒め」 等、中華系が目立ち、今宵は「ニラ玉」(250円)でした。
<ニラ>は、高知県と栃木県周辺で全国生産量の4割強を占めています。
温暖な気候の高知県は当然かもしれませんが、栃木県宇都宮市は「餃子の街」として有名で、その周辺に生産業者が集中しているのは納得です。
細長く真っ直ぐに伸びた葉は過熱しますと柔らかくなり、中華料理の 「ニラレバ炒め」、韓国料理の「キムチ」や「チヂミ」などに利用されています。
中国が原産地の<ニラ>ですが、英名の「Oriental garlic」は、匂いとともにさもありなんな名称です。
今宵【やす】での肴は、<こんにゃく>の「煮込み田楽」です。
「田楽」といえば豆腐や茄子、里芋などを串に刺して焼き、柚子や木の芽などで香りづけをした味噌を塗りつけて焼いた料理です。
串を刺した形が、一本の竹馬で跳ねて踊る室町時代の「田楽舞」に似ていることが、名前の由来になっています。
江戸時代には焼く時間を待てない江戸っ子の気質から、早く食べれるように先に煮込んだ「煮込み田楽」が登場、素材を出汁の中で温めたものに甘味噌を付けて食べるようになりました。
その後「田楽」を略して丁寧語の「お」を付けて「お田」から<おでん>へと転じ、いまの煮込み料理の基礎が出来ています。
おかずがたくさん詰まった 「お昼の定食」 (600円)が楽しみでよく通っておりました【きはた】ですが、お昼に訪問してもシャッターが降りていて、お昼間の営業はやめられたようです。
今宵久し振りに夜の時間帯に顔を出し、大将に確かめましたら、やはりお昼の営業は止められていました。
「せっかくブログにのせていただいたのに、申し訳ないです」と、恐縮されてしまいました。
お店が少し引っ込んだ場所だけに仕方ないのかなとおもいますが、おいしい「お昼の定食」がこれから食べれないとは、残念でなりません。
本日のお昼ご飯は、土曜日と言うことでどのお店も「日替り定食」がなく、【燕楽】さんに足を向けました。
開店から閉店まで、時間帯を気にせずに定食が食べれるのは、ありがたいお店です。
<炒飯>と<ラーメン>の「炒飯セット」は一般的な組み合わせですので一番最後にと考え、これで【燕楽】の全11種類ある(680円)の定食を、全メニュー制覇ができました。
一番最初に食べた「酢豚セット」は、2012年4月16日ですので、足かけ1年半以上かかっていますが、これからは大好きな「酢豚」や「ニラレバ炒め」が改めて食べれるかなと、ひと区切りです。
おいしく食べ終わり、レジで千円札を出しますと、かわいいオネイサンからいつも通り(350円)のお釣りが戻ってきました。
今宵のおすすめは「小松菜の中華風炒め」(280円)で、野菜がたっぷりでした。
中華料理といえば中国で食べられている世界三大料理のひとつを指し、その技法や素材・調味料の組み合わせは無限のようです。
「中華風」というのは曖昧な言葉のようで、一般的に味付け具合から付けられている場合が多いのではないかとみています。
火を用いる調理方法も、<炒(チャオ)>や<爆(バオ)>など、微妙な火加減があるようで、驚かされます。
いただいた「小松菜の中華風炒め」は、<小松菜・豚肉・赤ピーマン・黄ピーマン・シメジ>が入り、鶏ガラスープで美味しく炒められていました。
JR神戸駅の近くの地下にある某居酒屋さんが、この10月5日にリニュアルオープンしています。
ランチタイムの定食を覗いてみたのですが、「日替り定食」が(750円)で<ミンチカツ・から揚げ・ウインナ>でしたので、食指が動きませんでした。
結局、和食気分でしたので【いろり。】さんへと足を向け、一日限定15食の「おばんざい定食」(800円)です。
小皿におばんざいが所狭しと並べられていますので、食べる楽しみが増します。
本日は、<冷奴のナメタケ掛け・白菜と薄揚げの煮付け・蒟蒻煮・オクラとワカメの梅肉和え・茄子田楽・人参煮・ひじきのマヨネーズ和え・竹輪のカレー煮・香物(2種)>でした。
若い人たちは、「から揚げ定食」や「カツカレー」を頼まれていましたが、グループで来られたご婦人がたは皆さん「おばんざい定食」で、早くも限定数に達しそうな勢いでした。
なにか新しいメニューが出ていないかなと、「なか卯:新開地店」に寄りましたら、隣の 【翠苑】 に、「生ビールセット」(980円)と書かれたメニュー看板が目につきました。
生ビールと<前菜3品盛合せ>、それに10種類あるメニューからお好きな2品を選べます。
前菜3品は、<焼き豚・蒸し取り・大根のピクルス>で、真ん中には千切りキャベツが盛られており、パセリで飾り付けで手を抜いていません。
選んだニ品は、<酢豚>と<エビのチリソース>です。
生ビール(単品では380円)は少し小さめのジョッキでしたが、料理もしっかりとした量があり、とてもいい味でした。
上記写真の組み合わせで(980円)はとてもお得で、残り8品をこれから順次制覇したいと考えています。
以前に <ポンパドウル>の「かつサンド」 を取り上げましたが、今回は阪神御影駅1階にあります、お持ち帰り専門店の【エス 御影】の「かつサンド」(800円)です。
(横12・縦10・厚み4)センチの白無地の箱の大きさに、8個入っていますので、ひと口サイズの大きさは(横2・縦5・厚み4)センチになります。
写真通り肉厚のカツが挟み込まれ、ボリューム感十分でした。
焼かれた食パン一杯に広がるカツの大きさで、口の中に、カツの旨みがソースともども楽しめ、美味しくいただけました。
<ポンバドウル>のゴマ入りパンよりも、「かつサンド」には、ソースやタルタルの味がよくしみこんだ食パンの方が、わたし好みです。
なにやら調理カウンターには皿に盛られた料理があるのですが、おすすめコーナーのメニュー短冊に書かれたモノとは違うようです。
<中川店長>に「なに?」と聞きますと、「鰤のアラ煮」との返事で、「なんで、メニューにないん?」と突っ込みますと、赤枠のメニュー短冊がなくなったとのことでした。
「鰤」は出世魚で、地方により呼び方は違い、関西では「ツバス」(40センチ以下)・「ハマチ」(40~60センチ)・「メジロ」(60~80センチ)・「ブリ」(80センチ以上)と分けられ、「ブリ」に成長するまでは5年程度かかります。
刺身、照り焼き、しゃぶしゃぶと食べ方は色々とありますが、今宵は「鰤のアラ煮」(380円)を肴に選びました。
本来なら、「ブリ大根」として相性のいい大根がほしいところですが、味良く煮付けられたカマの部位を美味しくいただいておりました。
障害者の自立支援を応援する一環として、<職人街道>の名称で四店舗が並んでいます。
以前にも「ラーメン職人」ということで、 「しょうゆラーメン」(350円) を紹介しましたが、今回は【やきそば職人:平蔵】です。
普通の焼きそばとしては、(並:200円)・(大盛:300円)で提供されていますが、本日は「スジコン入り焼きそば」(300円)と「ご飯セット」(100円)を頼み、合わせて(400円)です。
店長さんは、「三番さんの並盛できたよぉ」 ・ 「・・・君、お水出してあげてねぇ」 ・ 「・・・ちゃん、鉄板用意してくれるかなぁ」と、始終周りに気を配りながら焼きそばを焼かれていますが、見ていて優しさが伝わる配慮でした。
お客さんたちも、先に勘定を済ませるなどの気配りが感じられ、スジコンもたっぷりと入れられており、財布にもやさしい気持ちのいいお昼ご飯となりました。
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