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神戸:ファルコンの散歩メモ

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神戸残像(7)【福原遷都】@兵庫区雪御所町2-1

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神戸残像(7)【福原遷都】@兵...
6月3日は、『福原遷都』が行われた日に当たります。

1168年2月、大病を患らい出家入道していた平清盛は、政権の強化を図るために孫の安徳天皇を奉じて、現在の神戸市兵庫区平野の地に都造りを計りました。1180年の出来事です。
途中から、反平家勢の挙兵が始まり、また遷都の反対も根強く、未完のまま約170日で頓挫してしまいます。

この石碑は、平家軍勢が住んでいたであろう邸宅跡地の「湊山小学校」の外壁の一角に建立されています。実際の平清盛の屋敷は、この石碑よりは北側であったとの研究報告が出ています。

わたしは、この「湊山小学校」より東にあります「平野小学校」の卒業生ですが、「平」家の本拠があった「野」ということで、この近辺を平野と呼ぶようです。

この石碑は子供の頃には、「湊山小学校」の校庭にありました。歴史ブームやテレビドラマでの影響でしょうか、余りにも見学客が多いということで、近年敷地の歩道側に移設され、道行く人は自由に見学できるようになっています。

石碑は、学校建設工事の明治39年、造成時に掘り出されたもので、全盛期の御所の庭作りに使用されていたと考えられています。

「湊山小学校」も100周年を超え、「平野小学校」との統廃合も考えられるのですが、どちらも由緒ある小学校ということで存続しております。

もし福原遷都が実行されていたら、神戸は今頃どんな街になっていたかと、石碑を見ながら考えてしまいます。
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『リボルバー』@<ガイ・リッチー>監督

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『リボルバー』@<ガイ・リッチ...
<リュック・ベッソン>製作の下、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の<ガイ・リッチー>監督と<ジェイソン・ステイサム>が再びタッグを組んだ2005年イギリス・フランス合作『リボルバー』が、2008年6月7日より全国で公開されます。

カジノ王「マカ」にハメられて刑務所に送られたギャンブラーの「ジェイク」。7年間の刑期中にギャンブルの腕を磨いた彼は出所後すぐに「マカ」のカジノに乗り込みます。

大金を巻き上げられ激怒した「マカ」は「ジェイク」に殺し屋を差し向けます。いくつものエピソードが絡み合う複雑な構成と、大胆不敵で独創的なラストに驚かされます。

なお、表題の「リボルバー」とは、金融用語の一つで、 利用可能な金額内であれば、何度でも自由に借入でき、返済回数を決めずに一定額または利用残額に対する一定割合額を、一定の間隔ごとに返済する方式のことです。
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中古カメラ店【マツミヤカメラ】@中央区相生町2丁目

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中古カメラ店【マツミヤカメラ】...
レンズのフイルターを、買い求めに行きました。
このカメラ屋さんとも、もう30数年のお付き合いになります。

お母さんと、息子さん二人で営業されているお店で、カメラのことならすべて相談に乗ってくれ、頼りになるお店です。

「このカメラはいい」とか「電池が無くなるのが早いで」とかといったコメントをよく聞かせていただきました。

中古カメラとありますが、新古品といいますか、未使用のいいカメラも多数あります。
我が家のカメラやレンズ類は、すべてここで購入してきました。
カメラのホームドクターですね。

いまやデジタルカメラが全盛期ですが、ここはデジカメはほんの数台しか置いておりません。 アナログファンがショーウインドウにへばりついて眺めているのをよく見かけます。

ご多分にもれず、わたしもその一人です。
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<バス停留所>

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<バス停留所>
久方ぶりに市バスに乗り、出かけることにしました。

我が住宅団地内にある、市バスの停留所です。始発駅でもあり、終点でもあるバス停です。

以前には、使用済み切手を集めるための袋が設置されていたのですが、集まりが悪いのでしょうか、取り外されておりました。

その代り、新しくご意見箱が取り付けられております。

このバス停の利用者は、団地内の住人に限られてますので、自由文庫やご意見箱のような発想が生まれてくるんでしょうね。
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進学ガイダンス

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進学ガイダンス
神戸ハーバーランドにあります「スペースシアター」で進学ガイダンスが開催されていました。

「芸術・美術・音楽・デザイン系」のいろんな大学・専門学校の説明会です。

場所柄、近畿県内の学校だけかと回ってみましたが、広島・岡山といった遠方の学校も参加されています。

このようにPRしなければ学生募集出来ない状況になっているのには、同じデザイン系に属している自分としては、一抹の淋しさを感じてしまいました。

どの学校の案内書も、「完璧にデザイン」されており、目を引くために経費をかけているのには驚きました。

自分の感性だけで、飯が食えるものではありませんが、夢を求め続ける姿勢もまた若者の特権だと思っています。
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『シークレット・サンシャイン』@<イ・チャンドン>監督

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『シークレット・サンシャイン』...
<イ・チョンジュン>の小説を原作とした『シークレット・サンシャイン』が、2008年6月7日から全国で公開されます。

夫を亡くし、生きる希望を失っていた32歳の「シネ」は、夫の故郷の地方都市ミリャン(密陽)でピアノ教室を開いて新たなスタートを誓います。しかし、ミリャンでも彼女を新たな悲劇が襲います。息子との穏やかな日々を送っていましたが、ある日息子を誘拐したという電話が入ります。

監督は、『ペパーミントキャンディ』・『オアシス』の、イ・チャンドン>。主演の<チョン・ドヨン>が第60回カンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞しています。<ソン・ガンホ>が、共演しています。
#ブログ #映画 #韓国

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神戸ご当地(14)【街の動物たち】(4)

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神戸ご当地(14)【街の動物た...
たいていの方は、これは「フクロウ」だといわれますが、フクロウの頭部には、外耳状の羽毛や羽角はなく、まるっぽい形です。

このようにとんがった羽角、もしくは耳羽を持っているのは、同じフクロウの仲間のコノハズクか、もしくはミミズクです。

(K)は、須磨区大田町で見つけました。某石材店の看板として敷地内に飾られてました。
従業員さんの許可を頂き、敷地内に入らせてもらい、写真を撮らせていただきました。

(L)は、山陽須磨駅の近くにあります、神戸信用金庫の高い軒先に取り付けられております。流石に銀行ということでお金があるのか、金色に輝いております。

夜行性で目が効くということで、警備のシンボルとして大事にされている鳥達です。

さて、写真はコノハヅクかミミズクか、どちらなんでしょうね。
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神戸ご当地(13)【街の動物たち】(3)

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神戸ご当地(13)【街の動物た...
街の動物たちシリーズ第3弾目です。
今回は「水」に関するテーマで集めてみました。こじつけもありそうですが、ご愛敬と見逃してください。

(H)<くじら>です。神戸ハーバーランドの入口に当ります「神戸っこランド」の前に2頭向かいあって鎮座しております。
せっかく水の中にいるのですから、頭から潮を噴き出すような芸当でもすれば、子供達の気を引くのではないかと、眺めております。
塗装の色も、現実的でなく、子供の教育材料としては、いかがなものかとこれまたいぶかっております。

(I)<かめ>さんかな?板宿にありますダイエーの西側に置かれています。第8回神戸具象彫刻展、準大賞・市民賞を受賞した『カルタゴ』(天野裕夫作)という作品です。

カルタゴは北アフリカの地中海沿岸にあった古代都市で、紀元前3世紀ローマ軍によって破壊されましたが、のちに再建され美しい港湾都市として再建されました。
阪神・淡路大震災で被害を受けた神戸も、カルタゴのように再興してほしいという願いがこめられています。

(J)<龍>です。須磨区権現町にあります、「證誠(しょうせい)神社」の手水口です。
権現町にありますので、地元の人達からは権現さんと呼ばれております。
祭日には、必ず雨がふることから、「しょぼしょぼ権現雨が降る、長田・生田は降らぬのに」と古くからの言い習わしがあります。

(注)長田・生田はともに、長田神社・生田神社のことを指しています。
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神戸残像(6)【荒田廣賣場】

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神戸残像(6)【荒田廣賣場】
大型スーパーの進出やコンビニの台等で、街の中から市場がなくなりつつあります。

対面方式での販売で会話も生まれ、人情的な雰囲気で味わいある空間なのですが、いずれ消えてゆく運命なのでしょうね。

叔母の家の近くの「夢野市場」も、震災後13年間再開することもなく、シャッターが降りたままの状態です。

和組みの小屋に、アクリル板が掛ったこの通りも、25年ほど前までは市場として賑わっており、豆腐屋、漬物屋、八百屋等が通路をはさんで営業しておりました。

今はご覧の通り市場の面影もなく、旧仮名遣いの看板だけが、歴史の古さを感じさせてくれています。
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神戸残像(5)【お店跡】

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神戸残像(5)【お店跡】
生家は、兵庫区下祗園町でした。地名でもお分かりのように、この上側の町名は上祇園町があり、「平野の祇園さん」と呼ばれる祇園神社があります。

この間に挟まれたように平野市場がありますが、ここもご多分にもれず、シャッター通りと化しています。営業しているお店は、2割もないかも知れません。

何年間に一度は市場内を歩いてみます。同級生の玉子屋さんも閉めたまま。50円玉を握って好物の金柑を買いに行きました果物屋さんも閉めたまま。薄暗い静かな市場を歩いていますと、子供の頃の賑わいが嘘のようです。

そんな市場の中ではありませんが、少し離れた場所にこのお店がありました。

八百屋さんで、今見ればなんと奥行きのない売り場かと分かりますが、小さな子供の目線からみれば、山盛りの野菜が積んであり、よく倒れないものだと見ていた記憶があります。

この斜め向かい側に駄菓子屋がありましたので、毎日のようにこの店の前を通ってました。

あれから何十年年、使われなくなったこの売り場ですが、壊されることなく残っています。

新しい住民達には、なんだったのか分からない状況の残骸ですが、市場が賑わっていた頃を知る者には、思い出の区画です。
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