新年の開店日に顔出しを済ませてから、なかなか訪問する機会がありませんでした【五郎】さん、ようやくキリンビールと一緒にお昼ご飯を楽しんできました。
本日の「日替わり定食」(800円)のメイン料理は、「豚ロースの味噌漬け焼き」でした。
いい塩梅の味噌の漬け具合で、これはビールの肴にもご飯のおかずとしてもおいしくて、ぴったりでした。
付け合せは「ポテトサラダ」と「ブロッコリー」で、「ブロッコリー」は出汁でおいしく煮つけられていました。
今朝も寒く、零度に近い朝の気温でしたので、女将さんに「娘さんたち、ちゃんと自分で起きていますか?」と訊けば、「上の子は大丈夫だけど、下の子はねぇ・・・」のご返事に、笑ってしまいました。
山梨県甲州市にある<向山蘭園>が、2009年7月31日に品種登録を済ませている【夜想曲】です。<シンビジューム>としては数少ない緑色の花弁で、静かな佇まいを醸し出す花姿は、まさに【夜想曲】の名にふさわしい雰囲気です。
「夜想曲」といえば、ポーランドのロマン派音楽を代表する作曲家<フレデリック・ショパン>を思い出してしまいます。
アイルランド出身のピアニスト兼作曲家<ジョン・フィールド>が小作品の名称として「夜想曲(ノクターン)」と名付けましたが、<ショパン>は「夜想曲」をより自由でロマンチックな楽曲へと昇華させ、「夜想曲」といえば<ショパン>が最もよく知られ、21作品作曲したなかでも『夜想曲第2番変ホ長調』は、特に親しまれている名曲です。
この<シンビジューム>の【夜想曲】は、「グリーン・ブリーズ」と「ラブリー・バレー」を交配させ、選抜された品種です。
今朝いただいたのは、デニッシュ系に近い柔らかいパン生地の食感「オニオンハムパン」(105円)です。
名称通り<玉ねぎ>のスライスが使われていて、バター味以外にも<玉ねぎ>の甘みが口の中に広がりました。
<ハム>は円形の「ロースハム」一枚の半分が、パン生地の中に詰められていました。
マヨネーズが掛かっていますので、パンの大きさの割に満腹感が得られました。
今宵は山口県産の 「瀬つきアジの干物」 (180円)を、一品目の肴として選びましたが、二品目は「鯖の味噌煮」(200円)です。
鮮魚としても加工品としても重要な位置を占める<サバ>ですが、古くは大衆魚や下魚とされ、安くておいしい魚の代名詞でした。
今では漁獲量の低迷と流通の発達で高級魚になり、安い魚のイメージはなくなりました。
大分県の「関サバ」や宮城県の「金華サバ」、秋から冬にかけての五島・対馬列島の「旬(トキ)サバ」など、ブランド化しています。
「鯖の味噌煮」は、江戸甘味噌を用いて主に東日本で食べられていましたが、今では全国的に広まり、定食の一品として普及しています。
良く煮込まれた<サバ>の腹の部分は特に美味で、少し濃い目の日本酒の隠し味が、よく効いていました。
今宵の一品目に選んだのは、大分県佐賀関の「関アジ」や愛媛県三瓶町の「奥地アジ」と同様に、山口県萩市のブランドとして「瀬つきアジの干物」(180円)です。
「瀬つきアジ」は、海の背(自然礁)に住みついている<アジ>のことで、瀬には藻や小魚・プランクトンといった餌が豊富で、それらを日常的に食べていますのでおいしい<アジ>が育ちます。
また「瀬つきアジ」の特徴として、頭が小さく、尻尾が黄色で短く、中骨や身も柔らかく、地元萩市では「キアジ」とも呼ばれています。
「瀬つきアジ」は全体的に小柄な体形ですが、脂がしっかりとのっていて、おいしくいただきました。
閉店した <チキンカレー専門店「 two of us 」> のお店の跡に、今年1月11日(月:祝)に開店した <Parfait(本店のはなれ)>を横目に眺めながら、<ダイニング【オカノ】>に足を向けました。
カウンター席があり、ひとりでも気兼ねなく食べれるのが気に入っていっているお店で、以前訪問したときはマスター一人で頑張られていましたが、女性の店員さんがおられました。
選びましたのは、「コフタカレー」(800円)です。
<コフタ(キョフテ)>は、「ミートボール」や「ミートローフ」の肉料理のことで、一般的には牛肉やラムの挽き肉にスパイスや玉ねぎを加え、団子状や筒状などに調理されたモノです。
この「コフタカレー」では、鶏肉の挽き肉が使われていますが、カレールーもスパイシー感があり、<玉ねぎ・レタス>のサラダも独特のビネガー味で楽しめ、カレールーの口直しにいい役割を果たしています。
昨夜調理した<ハウス食品>の 【シチュ・ド・ボー(ビーフ)】 ですが、赤ワインを継ぎ足し、コトコトと煮こんで朝食としました。
昨夜の煮込み具合は、まだ<じゃがいも・人参>などの面取りがきれいな姿をしていましたが、一晩寝かせての再煮込み、<玉ねぎ>も溶け込んで、いい崩れ具合になり様変わりです。
まったりとした【シチュ・ド・ボー】の味、朝の活力源として、おいしくいただきました。
本来は初夏から秋にかけてが開花時期の<トレニア>で、「スミレ(菫)」と同じ時期に咲きだしますので別名「ナツスミレ(夏菫)」と呼ばれています。
ゴマノハグサ科トレニア属の一年草もしくは多年草で、東南アジア・アフリカを原産地としています。
一般に<トレニア>の名称で栽培されているのは、インドシナ原産の「トレニア・フルニエル」とその変種や園芸品種ですが、冬場にも強い「トレニア・コンカラー」という品種もあるようで、細かい品種名までは同定できませんでした。
花色は濃い紫色が基本ですが、写真のように白色・赤紫色・桃色など多彩な色の花弁で楽しませてくれます。
作家の<私>は、ある日<香坂誠一>なる人物から、「読者が殺人犯」というミステリー小説として誰も書いたことのないアイデアを、二億円で買わないかとの手紙を受け取ります。
親友の<有馬>は、詐欺事件だと相手にしませんが、スランプの<私>は不信感がぬぐえないまま、2通目の手紙を受け取りますが、そこには「覚書」の形で、<香坂>の自伝的な物語が綴られていました。
小説の題材として、超心理学を研究している<古瀬>博士との取材が並行して進むなか、<私>は警察の訪問を受け、<香坂>なる人物が1億5千万の借金があり、麻薬の卸元である<カルロス>を殺害した容疑で捜査されているのを知ります。
作中作小説として、二重の話が同時並行していき、結末的になぜ超心理学の取材が必要だったのかが読者にわかりますが、どのような結末なのかと期待が大きかっただけに、正直なところ「なあぁんだぁ~」という感想で読み終えました。
2016年1月30日公開される『蜃気楼の船』は、ホームレスの老人たちに住居を与えて生活保護費を搾取する「囲い屋」の青年を描いた映画です。
幼い頃に母を亡くし、父に捨てられたつらい過去を持つ男。友人に誘われて「囲い屋」の仕事を始めた彼は、劣悪な環境でモノのように扱われる老人たちに対して罪悪感を抱くこともなく、淡々と毎日を過ごしていました。
そんなある日、男はホームレスたちの中に、自分の父を発見します。思いがけない再会に初めて感情を動かされた男は、何かに導かれるように父を連れて「囲い屋」を飛び出します。この時から、彼の現実ともうひとつの不思議な世界が交錯し始めていきます。
出演は『たそがれ清兵衛』(2002年・監督:山田洋次)の<田中泯>、『朱花(はねず)の月』(2011年・監督:河瀬直美)の<小水たいが>共演。ひきこもりの青年を描いたデビュー作『今、僕は』(2008年)で高く評価された新鋭<竹馬靖具>が監督・脚本を手がけ、<坂本龍一>がテーマ曲を担当しています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ