寒い日が続いておりましたが、今日は気持ちの良い秋晴れの一日でした。
仕事のついでに、前回はまってしまった「すじカレーうどん」を再度食べようと、和食堂【まるさ】さんに出向いてきました。
本来なら「ぼっかけカレーうどん」と書くところですが、【まるさ】さんは牛すじだけの使用ですので遠慮されたのでしょう。
神戸でいう「ぼっかけ」とは、長田区が発祥の地で、正確には牛スジとこんにゃくを甘辛く煮たものを指します。
お好み焼きに始まり、うどんやカレー、はたまた丼の具材として地元ではとても人気があります。
発祥の地長田のお寿司屋さんには、チラシ寿司にもぼっかけが入れられており、全国的に展開しようとの意気込みで宣伝されています。
写真には出ておりませんが、女将さんがその場で握ってくれた温かいおにぎり2個と合わせて、おいしく頂いてまいりました。
ありがたいことに、手作りのキムチもサービスで頂くことが出来ました。
長いネーミングになりますが、これで「すじキムチカレーうどん」の完成です。
出汁から牛すじまで、すべて女将さんの愛情こもった手作りのけカレーうどん、ぜひともご賞味してください。
和食堂【まるさ】 神戸市須磨区大田町4−4−17
(078)732−4377 営業時間 6:00〜16:00 日・祝休み
某セミナーに参加するため、阪急宝塚駅まで出向いて来ました。
駅前にあります、「ソリオ」という会館が会場でした。
昼からのセミナーでしたので、宝塚で面白そうなお店で昼食をと、大劇場まで散策してみましたが、どこも値段が高くて、閉口してしまいました。
花の宝塚を観劇に来られるファン層を狙っているのでしょうが、どの店もピンときません。
時間もあることですので、会館の地下の食堂街まで戻り、ブラブラしてこの看板を見つけました。
ご飯とお味噌汁お変わり自由。しかも好きなおかずが三品選べるとあって、迷わず暖簾をくぐりました。
カウンターだけのレイアウトでしたが、一言でいえば、大変気持ちよく食事が頂けたお店です。
初めて入るお店でしたが、入った時から「いいお店に来た」とわたしの感性が叫んでいます。
「大将、毎日毎日おかずのメニュー考えるのたいへんやろうな」
「それが楽しみやねん。たとえば、今日の焼いた鮭が残るとしょうや。なんか変化考えられへんかなぁーと眺めてやで、刻んで、何かとまぜようかなぁーとか考えるわけやないか」
「なるほどなぁー」
≪兄ちゃん、ご飯お替りしてや≫
≪はい。ありがとう≫
「ところで、大将いつも自転車に山盛り材料積んでるけど、車使わへんのかいな?」
「ここの駐車場、二万五千円も取られますねん。少しでも安う食べてもらいたいから、自転車にしてまんねん」
「あんなけ積んだら、こけるやろに」
「アハ、3回ほどこけましたわ」
≪兄ちゃん、味噌汁ものんでや≫
≪はい、ありがとう≫
「ま、ようやくあしたは休みや」
≪ん? ご飯屋さんが日曜日の稼ぎ時に休み?≫
馴染みのお客さんと大将の会話のやり取りも面白く、お替りもできた満足感でお勘定は750円。
セミナー会場に出向く途中、会館の表看板を見ますと、「立呑・さんきち」となっておりました。
そうか、昼間は定食屋さんで、夕方からは立ち呑み屋さんなら、カウンターだけといい、日曜日休みというのがなんとなく理解できます。
セミナーも終わり、帰りがけに一杯と再度お店まで行ったのですが、夕方まで休憩中みたいで、暖簾は出ておりませんでした。
こんな大将のお店が近くにあったらなぁー、と後ろ髪ひかれる思いで、神戸まで戻りました。
改めて、夕方のぞいてみるつもりです。
神戸は南京町があることでも分かりますように、古くから華僑系の在住者が多い町です。
町中に中華料理店があると言っても、言い過ぎではないでしょう。
そんな背景があり、本来神戸でのラーメンは、広東風清湯スープで、あっさり味です。
今のように、とんこつぎらぎらのラーメンではありませんでした。
歴史を遡りますと、1971(昭和46)年頃『京都第一旭』が神戸に乗り込んできました。チャーシューいっぱい、青ネギいっぱいの形を引き継いだ『もっこす』ができ、その流れを継いでいるのが『神戸っ子ラーメン』となります。
この店は新開地にありますが、味は各人の好みですので、細かい事は書きません。
大きなチェーン店のラーメン屋さんは、バイトらしきあんちゃんが麺を茹でておりますが、この店は昼と夜の2部制で、それぞれ一人の職人さんがすべてを作ってくれます。それだけでも、安心感が違います。
あげにんにく、おろしにんにく、ニラ唐辛子等を好みで入れ、短冊切りの黄色いタクアンにご飯と、これが濃い豚骨醤油スープにとても良く合います。
神戸では、チャーシューたっぷりの濃い豚骨スープの『もっこす』や『神戸っ子』のラーメンはもうええわ!と言い出しますと、「歳やなー」と言われてしまいます。
(チキンカツ定食 ¥700−)
年齢を考えないといけないのですが、無性にごはんを食べたくなる時があります。
そんなときは、高速神戸駅から近い洋食屋「たちばな」に出向きます。
並みのライスも大盛りも、値段は一緒。
初めて入店した時、お腹がペコペコでしたので、何気なく「大盛りで」と注文しました。
ごはんが出てきた時には、その巨大さに驚きました。
が、大好きなキャベツがたっぷり(わたしはドレッシング抜き)と、メイインのフライものが美味しいので、苦にすることなく胃に収まってしまいました。
それ以降、おかずの注文は変わりますが、お姉さんは何も聞かずに大盛りを出してくれます。
ありがたいことですが、お姉さん曰く、2合分に近い量があるそうです。
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