今宵のお勧めの一品は、珍しい「鯖の竜田揚げ」(250円)がありました。
食材に下味をつけて、小麦粉や片栗粉などをまぶして油で揚げた物が、「から揚げ(空揚げ)」です。
同じ「から揚げ」として、食材に醤油とみりんで作られたタレに漬けこんで揚げたのが「竜田揚げ」です。
名称の謂われは高貴で、『小倉百人一首』の中で在原業平が読んだ< 千早振る 神代もきかず 隅田川 からくれなゐに 水くくるとは >に因んでいます。
揚げる際に食材に染み込んだ醤油の色が、紅葉のような色合いになることから、紅葉の名所である「竜田川」に紅葉が流れるさまを連想して名が付けられています。
小学校の給食には、「クジラの竜田揚げ」がよく出てきましたが、今では懐かしく、また高価な食材になりました。
「鯖の竜田揚げ」をいただきながら、当時<紅葉>にたとえられた食材はなんだろうかと、考えてながら呑んでおりました。
新開地駅と高速神戸駅をつなぐ地下街の商店街が、「メトロこうべ」です。
毎年8月と12月には、ガラポンの抽選会をしたり、スクラッチの金券を出したりとかの企画が行われています。
今回は<夏の還元祭>と銘打ち、8月1日(水)・2日(木)の二日間、各物販店や飲食店が<半額>セールを開催でした。
特に飲食店は、数量限定ですが平常価格の半額ですから、随分とお値打ちで、「花いち」さんの 「海鮮ちらし定食」(500円 → 250円) は食べたかった一品です。
いつもお世話になっています【鈴ぎん:福寿】さんでは、「メガハイボール」(大ジョッキサイズ)が半額で、(650円 → 320円)でした。
この企画の為にS社が、ジョッキを何個か用意してくれたようですが、「明日から、ジョッキの置き場所に困る」と、店長さんはぼやいておりました。
ハイボールが苦戦しているということで、S社と仲のいい経営者の意向が反映されたようですが、呑み客のほとんどはビールか日本酒ですので、明日からは定価の(650円)では売れないと見ています。
今宵は、先程紹介しました 「豆腐干糸」 の「焼きそば風」の炒め物と、「突き出し」だけで紹興酒を楽しんできました。
* 65 エビの唐揚げガーリック炒め
* 66 茄子と赤ピーマンのXO醤炒め
* 67 シシャモの天ぷら
* 68 パイナップル
デザートとして、最後に「パイナップル」が出てくるところは、さすがと思わせるママさんの組み立てです。
初めていただきました台湾食材の「豆腐干糸(とうふかんす)」です。
豆腐を伸ばして乾燥させたものを、ラーメンの麺のように細切りにしている素材です。
中華料理名で「糸(絲)」と付いていれば、それは材料を細切りにした料理で、「青椒肉絲(チンジャオロース)」などがすぐに思い付きます。
豆腐の二次加工品として、「蒸す・煮る・炒める・揚げる」と使い道は広く、このような調理にも適している素材だと、ママさんから教えていただきました。
今宵は、「焼きそば風」での料理です。
小麦粉のラーメン麺とは違い、少しもさっとした感触ですが、味を良く吸い込んでいますので違和感はありません。
春雨でもビーフンでもない独特の感触、面白い素材です。
【すき家】(板宿店)に寄りますと、期間限定の 「ニンニクの芽牛丼」(380円) があり興味がわきましたが、すでに食べていますので、今回は中華メニューとして好きな「海鮮中華丼」(480円)にしました。
<海鮮>と銘打つだけあって、<イカ・貝柱・エビ>が盛りだくさんあり、<ウズラの卵・キクラゲ・白菜・筍・チンゲン菜・人参・ナルト・ネギ>が味添えしています。
<潮味のあっさりあんかけ>とありますように、上品な味付けですが、少し物足りない感じでした。
個人的に「丼物」は、下のご飯が見えているのを好みません。
B級グルメらしく、たっぷりとした具材が掛っているのが好ましく、ご飯だけが残るのを良しとしません。
具材に<海鮮>を使用していますので、価格的に高くならざるを得ないようですが、「餃子の王将」の 「中華丼」(420円) の方が安くておいしいと感じました。
料理が何もないのに、「居酒屋」と看板を挙げていた【OBABA】が、「スナック」と変えて日が経ちました。
常連客の皆さんは、オババでは「突き出し」がない日もあることをよくご存知ですが、少しだけ頑張る日もあります。
写真の上のニ品は、オババにしては頑張った方で、何とかそれらしい盛り付け方の「突き出し」でした。
最近は暑い日が続き、市場に買い出しにも行かないのか、前回は「ミニトマト」だけ、今宵は「チーズ二切れ」だけでした。
セット料金が安くなるわけでもなく、なんだか損した気分になりますが、皆さん憎めないオババさん相手に、小言を言いながらでも呑んでいます。
昨年7月15日に開店した【松屋】(板宿店)も、早や1年が経ちました。
なにか新しいメニューがないかと覗いてみましたら、「厚切りチキングリル定食」(580円)があり、早速食べてきました。
名称通り肉厚の胸肉が、ニンニクとショウガ風味のタレでからめられています。
チキンの焼き加減もよく、ニンニクの味がよく効いていて、これは夏場向きのおかずとして箸が進みました。
定食に付いている「サラダ」も冷たくて、バランスの取れた内容だと思います。
この「タレ」の味、ファルコンシェフとして、家でも試してみようと考えています。
月曜日の週初めでが、打ち合わせの後「ちょっと一杯」ということで、【はつせ】さんに顔出しです。
きさくな女将さんと、娘さんのトモちゃんが切り盛りしている居酒屋さんです。
ご近所の高齢者の方々も多く、女子会などにもよく利用されているお店です。
「ちょっと一杯」の肴は、「刺身の盛り合わせ」にしました。
好物のワサビもたっぷりと付けていただき、ビールがすすみます。
秀逸なのは<サザエの肝>で、これでもかというほど山盛りに出していただきました。
大根を使った「花飾り」もきれいで、<季節料理>と掲げている女将さんの心意気を感じながら、おいしくいただいてきました。
昨年11月17日(木)、三宮の地下街「さんちか」に、神戸初の麺ストリートというふれ込みで、4店舗のラーメン店が【神戸 麺ロード】として「8番街」にオープンしています。
開店当時は<バトルシステム>という前宣伝を強く打ち出し、興味を持っていました。
<バトルシステム>というのは、「6ヶ月間の営業を通じて、売上金額が最低の店は、無条件で撤退する」というルールです。
開店から6ヶ月以上がたっていますので、どの店が撤退して、どんな新しいお店ができているのかと出向いてみましたら、開店当初の4店舗のままです。
なんだか騙されたような気分で、ガッカリしました。
新規に名乗り出るラーメン店がいないのか、単なる前宣伝だけのコピーだったのか、気になる現状です。
前回訪問より、何回か足を運んでは扉を開けて覗いてみるのですが、いつも満席ばかりでした。
今宵もどうかなと酒呑み友達と出向き扉を開けますと、先人客が2名だけで、珍しく空いていました。
5分もたたないうちに5名の団体さんが来られ、カウンター9席はすぐに満席です。
焼き鳥を焼き、釜めしを炊きと、女将さんは休む暇もなく手を動かされていますので、会話をまじ合わせる時間もありません。
「キモ刺し」「キモ(2人前)」「しんぞう」「手羽先」と、いつもの好きな取り合わせになりますが、最後のの〆としては、「鳥釜めし」(900円)を選びました。
何種類かある「釜めし」ですが、順番に制覇する予定です。
半熟の玉子をかき混ぜ、「おこげ」ともども、おいしくいただいてきました。
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