漫画家<水木しげる>の生誕100周年記念作品で、2018〜2020年に放送されましたテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期をベースに、シリーズの原点である「目玉おやじ」の過去と「鬼太郎」誕生にまつわる物語を描いた長編アニメーション『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が、2023年11月17日より公開されます。
昭和31年、「鬼太郎の父」であるかつての「目玉おやじ」は、行方不明の妻を捜して哭倉村へやって来ます。その村は、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族が支配していました。
血液銀行に勤める「水木」は、一族の当主の死の弔いを建前に密命を背負って村を訪れ、「鬼太郎の父」と出会います。当主の後継をめぐって醜い争いが繰り広げられる中、村の神社で一族の者が惨殺される事件が発生。それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりでした。
声優陣には「鬼太郎」に<沢城みゆき>、「目玉おやじ」に<野沢雅子>、「ある」謎の少年」に<古川登志夫>らテレビアニメ第6期のキャストのほか、「鬼太郎の父」を<関俊彦>、「水木」を<木内秀信>が声を当てています。監督は『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』の<古賀豪>が務め、テレビアニメ『マクロスF』の<吉野弘幸>が脚本、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の副監督<谷田部透湖>がキャラクターデザインを担当しています。
今夜<19:00>より「BS12トゥエルビ」にて、1979年8月4日に公開されました<松本零士>の同名コミックを原作とする名作SFアニメ『銀河鉄道999』の劇場版第1作『銀河鉄道999』の放送があります。原作コミックの『アンドロメダ編』を基に、テレビ版とは異なるキャラクターデザインで描いています。
身体を機械に変えることで人間が永遠の命を手に入れられるようになった未来。しかし機械の身体は高価なため、貧しい人々は買うことができませんでした。そんな中、〈銀河鉄道999〉に乗れば、機械の身体を無償でもらえる星に行けるという噂が流れます。
少年「星野鉄郎」は母と共に999号の停車駅があるメガロポリスへ向かいますが、その途中で機械伯爵による人間狩りに遭い、母を殺されてしまいます。メガロポリスのスラムに住み着いた「鉄郎」は、ある日、謎の美女「メーテル」から999号のパスをもらい、彼女とともに宇宙へと旅立ちます。
「星野鉄郎」に<野沢雅子>、「メーテル」に<池田昌子>、「クレア」に<麻上洋子>、「車掌」に<肝付兼太>、「キャプテンハーロック」に<井上真樹夫>、「ナレーター」の<城達也>ほかが声を当て、監督は<りんたろう>が務め、<ゴダイゴ>による主題歌『銀河鉄道999』〈作詞:奈良橋陽子(英語詞)・山川啓介(日本語詞)・作曲:タケカワユキヒデ〉も大ヒットを記録しました。
11月6日、第10回 新千歳空港国際アニメーション映画祭が閉幕。2024年に全国公開を控える『リンダはチキンがたべたい!』がコンペティション長編部門のグランプリに輝いています。
11月2日からの計5日間で全63のプログラムが行われました同映画祭。短編部門は93の国と地域から2157作品、長編部門は24の国と地域から44作品の応募がありました。新千歳空港 ポルトムホールで開催されました授賞式にて13作品の受賞が発表されています。
『リンダはチキンがたべたい!』はフランスのとある団地を舞台に、かつて父が作ってくれたチキン料理をどうしても食べたい8歳の少女「リンダ」の姿を描いたコメディ映画です。監督を務めたのは『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』で知られる<セバスチャン・ローデンバック>と、ルーマニアの女優<エリナ・レーヴェンソン>をめぐる実写映画『Simple Women』を手がけた<キアラ・マルタ>の夫妻です。
受賞理由として、審査員は「この圧倒的な物語は、純粋かつ誠実な方法でむき出しの感情を通じて、私たち内なる子供に触れ、鋭い不条理感と風刺のセンスで、人間関係や家族の葛藤を超越します。コミュニティが適切な時と場所に一堂に会する、驚きと喜びに満ちた傑作です」と評しています。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されました<空知英秋>の同名漫画を原作とするアニメシリーズ「銀魂」の人気エピソード『バラガキ篇』のテレビ放送版を再編集し、追加映像を入れた『銀魂オンシアター2D バラガキ篇』が、2023年11月10日より公開されます。
名門・佐々木家の出身でありながら問題ばかり起こしてきた「佐々木鉄之助」が、各署をたらいまわしにされた末に真選組に送られてきました。「鉄之助」を小姓として預かることになった副長「土方十四郎」は、「鉄之助」のチャラついた態度にイラつきながらも面倒を見続けます。
ある日、「土方」と「鉄之助」は、警察のエリート組織・見廻組の局長を務める鉄之助の義理の兄「佐々木異三郎」に遭遇します。「異三郎」が「鉄之助」を蔑む様子を目の当たりにした「土方」は、居場所がどこにもない「鉄之助」にかつての〈バラガキ〉だった頃の自分を重ね、「異三郎」に真っ向からケンカを売ります。
「土方」の過去を知り改心した「鉄之助」でしたが、過激攘夷集団・知恵空党に囚われてしまい、事態は真選組・見廻組・知恵空党による三つどもえの戦いへとなだれ込んでいきます。
「土方十四郎」に<中井和哉>、「佐々木鉄之助」に<伊藤健太郎>、「佐々木異三郎」に<森川智之>、「今井信女」に<平野綾>ほかが声を当て、監督は<藤田陽一>が務めています。
世界からも注目されるジャパニーズウイスキーを題材に、崖っぷち蒸留所を再興させるべく奮闘する女性社長と新米編集者が、家族の絆をつなぐ幻のウイスキーの復活を目指す姿を描いた長編アニメーション『駒田蒸留所へようこそ』が、2023年11月10日より公開されます。
亡き父の跡を継ぎ、家業である「駒田蒸留所」の社長に就任した「駒田琉生」。経営難に陥った蒸留所の立て直しを図る彼女は、災害の影響で製造できなくなった幻のウイスキー「KOMA」の復活を実現させるべく奮闘する日々を送っていました。そんなある日、自分が本当にやりたいことを見つけられず転職を繰り返してきたニュースサイトの記者「高橋光太郎」が、駒田蒸留所を取材に訪れます。
「駒田琉生」役で<早見沙織>、「高橋光太郎」役で<小野賢章>、蒸留所の広報担当で琉生の幼なじみ「河端朋子」役で<内田真礼>、ニュースサイトの編集長「安元広志」役で<細谷佳正>が声を当てています。監督は<吉原正行>が務め、P.A.WORKSがアニメーション制作を手がけています。
本日<16:30>より「NHK-Eテレ」にて、2020年2月28日より公開されました『劇場版 ごん THE LITTLE FOX』の放送があります。
プラネタリウムで上映されているコマ撮り作品「ノーマン・ザ・スノーマン」シリーズなどで高い評価を得ている人形アニメーション作家の<八代健志>が、教科書でもおなじみの<新美南吉>による児童文学『ごんぎつね』をストップモーションアニメ化した劇場用短編アニメ(28分)です。
原作の物語に新たな解釈を加え、「ごん」と「兵十」の関係を際立たせたほか、人間と動物の垣根が引き起こす悲劇を普遍的な問題として描いています。
いたずらばかりして村人を困らせていた親のいない小ぎつね「ごん」は、ある日、心優しい青年「兵十」が川で捕まえたウナギを逃がします。やがて「兵十」の母親が他界し、逃がしたウナギは「兵十」が病気の母に食べさせようとしていたものだと知った「ごん」は後悔します。「兵十」の落胆ぶりを見た「ごん」は、罪滅ぼしをしようとしましす。
これまでの作品同様に<八代健志>が監督のほか脚本、アニメーション、人形・美術造形なども担当。出演に『若おかみは小学生!』にも出演した子役の<田中誠人>、人気声優の<入野自由>ほかが声を当てています。
テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』の続編として2004年から2005年にかけて放送されました『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』全50話に新作カットを追加して再構成した特別総集編4部作の第3弾(第29~42話)で構成されました『機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションIII 運命の業火 HDリマスター』が、2023年11月3日より公開されます。
戦艦アークエンジェルでは、改めてオーブの理念のために戦いたいという「アマギ」たちを「キラ」たちがあたたかく迎え入れます。一方、激戦を終えた戦艦ミネルバでは「シン」が「ステラ」を救うため、「レイ」の協力を得て地球軍と連絡を取り「ネオ」を呼び出します。「ネオ」に「ステラ」を預ける「シン」でしたが、戦況は「ステラ」の休息を許さず、彼女はキラの乗るフリーダムガンダムによって非業の死を遂げます。
『機動戦士ガンダムSEED』・『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の公開に伴い、2023年にHDリマスター版を劇場上映。HDリマスター版は、2006年から2007年にかけてDVD発売・テレビ放送された既存のスペシャルエディションを、16:9のアスペクト比とHD画質で再撮影したものになっています。
「シン・アスカ」に<鈴村健一>、「ヤマト」に<保志総一郎>、「アスラン」に<石田彰>、「ステラ」に<桑島法子>、「ネオ」に<子安武人>、「ギルバート」に<池田秀一>ほかが声を当て、監督は<福田己津央>が務めています。
アニメ『サザエさん』登場キャラの(左から)花沢花子、伊佐坂難物
29日、フジテレビはテレビアニメ『サザエさん』(毎週日曜 18:30~)の「花沢花子」役(花沢さん)を声優<山本圭子>(80)から、アニメ『ケロロ軍曹』ケロロ役や『機動戦士Vガンダム』カテジナ・ルース役の<渡辺久美子>(58)へ交代することを発表しています。
<山本圭子>が演じる「花沢花子」は、本日29日放送の『穴子さんの丹前』が最後のエピソードとなります。
『サザエさん』は、1969年10月5日に日に放送がスタートし、来年10月に55周年を迎えます。「磯野く~ん!」と大好きなカツオを追いかけるシーンが印象的なキャラクター「花沢花子」ですが、長年同役を務めた<山本圭子>について同局は「山本さんが(同役を)何年務めたかについては、詳細な資料がなく記録が残っていない」としています。
また、磯野家のとなりの住人で波平の囲碁仲間でもある「伊佐坂難物」役も交代となり、2009年から15年間〈伊佐坂先生〉役を務めた<中村浩太郎>(60)から<牛山茂>(71)へ交代します。
なお、後任となる<渡辺久美子>が演じる新しい「花沢花子」は11月5日放送の『主婦のいない日曜日』からで、<牛山茂>による新しい「伊佐坂難物」は11月12日放送の『夫婦ゲンカ延長戦』から見ることができます。
サンエックスが展開する人気キャラクター「すみっコぐらし」を劇場アニメ化した「映画 すみっコぐらし」シリーズ第3弾の『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』が、2023年11月3日より公開されます。<本上まなみ>が前2作に続いてナレーションを担当しています。
ある日、森のはずれでつぎはぎだらけの古い建物を見つけた〈すみっコ〉たち。そこはおもちゃを作る工場でした。〈すみっコ〉たちもおもちゃ作りをすることになり、手先の器用な「しろくま」はミシン、「ぺんぎん?」は虫メガネで検品など、それぞれの得意なことをいかしておもちゃ作りが始まります。しかし、その工場にはなにやら不思議なことがありました。
監督は、テレビアニメ『宇宙なんちゃら こてつくん』・『猫のダヤン』など知られる<作田ハズム>が務めています。脚本は、劇団「ヨーロッパ企画」の俳優・脚本家で、シリーズ第1作『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』も手がけた<角田貴志>が担当しています。主題歌を<Perfume>が唄っています。
<宮崎駿>監督の新作『君たちはどう生きるか』が、10月25日より韓国で公開されています。
『君たちはどう生きるか』は、スタジオジブリの実質的な代表で世界的に名を馳せた<宮崎駿>監督が『風立ちぬ』(2013年7月20日より公開)以降、10年ぶりに製作の作品です。今年7月14日に日本で公開されて以降、第1週目に興行収入1位を獲得し、7月の17日間で累積観客動員数が305万人を超えて、興収46億9300万円を記録しています。
これに先立って、スタジオジブリは同作の日本公開を準備する過程で、場面写真やキャスト等の発表を一切行わずに上映されました。
同作は、時空を超えた神秘的な世界に偶然足を踏み入れた少年「眞人」が、ミステリアスな「アオサギ」に出会ってから繰り広げられる時空超越ファンタジーアドベンチャーです。長い間、人々の胸を打つ作品を作り続けてきた<宮崎駿>の自伝的な物語で、彼の独創的な芸術世界が集大成された作品として知られ、美しいストーリーと幻想的な作画で構成されています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ