11日の米株式相場でダウ工業株30種平均株価は続伸して始まりました。
前週末の米雇用統計で平均時給の伸びが市場予想を下回り、前日は米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル議長>が講演で金融政策に関して踏み込んだ発言をしませんでした。12日朝に予定されています12月の米消費者物価指数(CPI)の発表に先回りし、米金融引き締めの長期化懸念の後退による買いが続いています。大型ハイテク株が総じて上げたのも市場心理の改善につながっています。
(CPI)は11月まで2ケ月連続で前年同月比の伸び率が縮小し、市場予想も下回りました。12月もさらに減速すれば米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め長期化の観測が後退し、相場を押し上げると見込まれています。前週末に発表された12月の米雇用統計では、サービス価格を左右する賃金の伸び率低下が確認されています。
米債券市場では長期金利が低下し、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株の追い風となりました。ダウ平均の構成銘柄以外ではネット通販のアマゾン・ドット・コムが(6%)高で終えています。
終値は、前日比268ドル91セント(0.8%)高の3万3973ドル01セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸して、前日比189.041ポイント(1.8%)高の1万0931.671でした。S&p500種は、前日比50.36ポイント高の3,969.61でした。
11日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比282円00銭(1.08%)高の2万6457円56銭でした。
前日の米株式相場でダウ工業株30種平均株価は前日比186ドル45セント(0.56%)高の「3万3704ドル10セント」で終えています。ハイテク株を中心に上昇した米株高の流れを受け、東京市場では買いが広がり、日経平均の上げ幅は300円を超え「2万6479円99銭」を付ける場面がありました。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、10日のスウェーデンで開かれている国際会議の講演で、金融政策に関して踏み込んだ言及をしませんでした。市場では金融引き締めに積極的な「タカ派」寄りの発言が警戒されていたため、買い安心感が広がり、10日の米株式市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が(1%)上昇。この流れを受けて日本株にも幅広く買いが入っています。
終値は、4日続伸し、前日比270円44銭(1.03%)高の2万6446円00銭で終えています。2022年12月27日以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
10日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は小幅に反発して始まりました。
米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル議長>が同日に開かれた講演で、金融政策運営に関する踏み込んだ発言をしませんでした。市場の一部でタカ派寄りの発言が警戒されていたため、買いが優勢となっています。前日に下げが目立った一部銘柄への買いも相場を支えています。
<パウエル議長>はスウェーデンで開かれている国際会議の講演で「インフレ時には物価の安定を回復するために、短期的に不人気な政策も求められる」とだけ語り、特に金融政策に関する具体的な発言はありませんでした。
12日には12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていますので上値の伸びも慎重です。前週末発表の12月の米雇用統計では平均時給の伸び率が鈍化しており、(CPI)もインフレ懸念を和らげる内容になるかが焦点になりそうです。
終値は、186ドル45セント(オ・56%)高の3万3704ドル10セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比106.980ポイント(1.0%)高の1万0742.630でした。S&p500種は、前日比27.16ポイント高の3919.25 でした。
10日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比225円40銭(0.87%)高の2万6199円25銭でした。米賃金インフレの鈍化を背景に米金融引き締めの長期化懸念が後退したことが支援材料となりました。上げ幅は一時300円を超え「2万6316円66銭」の高値を付けましたが、買い一巡後は利益確定や戻り待ちの売りが出て伸び悩んでいます。
前週末6日発表の2022年12月の米雇用統計では、平均時給の伸びが市場予想を下回り、賃金インフレへの警戒が和らいでいます。米利上げの長期化観測の後退で米長期金利が低下するなか、米ダウ工業株30種平均株価は6日「+700ドル53セント」と9日「-112ドル96セント」の2営業日で587ドル(1.8%)上昇。東京市場でもハイテク株を中心に買いが優勢となっています。
終値は、3日続伸し、前週末比201円71銭(0.78%)高の2万6175円56銭で終えています。
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反落し、前週末比112ドル96セント(0.3%)安の3万3517ドル65セントで終えています。
前週末発表の昨年12月の米雇用統計を受け、利上げ長期化懸念の後退で買いが先行しましたが、前週末に大きく上げた後とあって、次第に目先の利益を確定する目的の売りに押された。ディフェンシブ株の下落も相場の重荷でした。
ダウ平均の上げ幅は昼前に一時300ドルを超え「3万3935ドル11セント」の高値を付けています。雇用統計では平均時給の上昇率が縮小し、賃金インフレを背景に米利上げが長引くとの観測が後退しました。米長期金利が低下し、金利上昇局面で売られやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が買われ、顧客情報管理のセールスフォースやソフトウエアのマイクロソフトが値を上げています。
しかし、前週末に700ドル高と大きく上げた反動で、午後には目先の利益を確定する目的の売りが優勢となりました
12日発表の昨年12月の米消費者物価指数(CPI)の内容が注目されています。米連邦準備理事会(FRB)は利上げに前向きな姿勢を維持しているとの見方も相場の重荷となっています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前週末比66.356ポイント(0.6%)高の1万0635.650でした。
6日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。
朝方に発表されました2022年12月の米雇用統計で賃金インフレの減速が確認され、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化への懸念が和らぎ、幅広い銘柄に買い入っています。
2022年12月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比22万3000人増と市場予想(20万人増)を上回っています。また、平均時給は前月比(0.3%増)と、市場予想(0.4%増)を下回り、2022年11月分は下方修正されています。賃金インフレが和らぎつつあるようです。
米景気悪化を背景に(FRB)が金融引き締めの手綱を緩めやすくなるとの観測も株買いを後押ししています。6日午前に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表しました2022年12月の非製造業景況感指数は(49.6)と前月(56.5)から低下し、市場予想(55.1)も下回りました。「経済指標の弱含みは早期の(FRB)の金融引き締め減速や利下げにつながるとの見方が株高を誘っているようです。
一連の経済指標の発表を受け、米長期金利は一時(3.5%台半ば)と前日終値(3.72%)から大幅に低下しています。株式の相対的な割高感が和らぎ、幅広い銘柄が買われています。
ダウ平均株価の終値は、前日比700ドル53セント(2.1%)高の3万3630ドル61セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も反発し、前日比264.053ポイント(2.6%)高の1万0569.294でした。
6日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比154円34銭(0.60%)高の2万5975円14銭で前場を終えています。
朝方の始値は「2万5740円08銭」と前日の米株式相場の下落を受けて安く始まりましたが、日経平均が節目の2万6000円を下回る水準での推移が続くなか、値ごろ感に着目した海外短期筋の買いが断続的に入っています。値がさ株への買いが指数を押し上げました。
日経平均株価は前引けにかけて次第に上げ幅を広げました。外国為替市場で円相場が「1ドル=133円台」と下落したことも支えとなり、自動車株やこのところ軟調だった海運株が値を上げています。
終値は続伸し、大引けは前日比153円05銭(0.59%)高の2万5973円85銭で終えています。
5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落して始まりました。朝方発表の雇用指標が労働市場の底堅さを示す内容で、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方が改めて強まり、売りが優勢となりました。
5日発表の2022年12月のADP全米雇用リポートで非農業部門の民間雇用者数は前月比23万5000人増と市場予想(15万3000人増)を上回っています。同日発表の週間の新規失業保険申請件数は市場予想を下回り、労働市場が底堅さを保っているとの受け止められています。賃金の上昇がインフレ圧力を高め、(FRB)が政策金利を高く保ち続けるとの観測が強まっています。
米長期金利は一時前日終値が(3.69%)でしたが(3.77%)を付け、長期金利の上昇局面で割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株に売りが出ています。
終値は、前日比339ドル69セント(1.0%)安の3万2930ドル08セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落し、前日比153.521ポイント(1.5%)安の1万0305.241でした。
5日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比87円26銭(0.34%)高の2万5804円12銭で前場を終えています。
ユーロ圏のインフレが減速するとの期待から前日の欧米株が上昇したことが支えとなりました。日本株は前日に大きく下落しており、自律反発狙いの買いも入って堅調に推移しています。
4日に発表されましたフランスの2022年12月の消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回る伸びとなっています。3日発表のドイツの(CPI)も伸びが鈍化しており、当局の金融引き締めスタンスが軟化するとの期待が高まりました。欧米市場では金利が低下し、株価が上昇。日本株はこの流れを引き継ぎ、半導体関連株などのグロース(成長)株が大きく上げています。
一時200円超上げる場面もあり「2万5947円10銭」をつけていますが、上げ一巡後は、日銀の政策修正を巡る不透明感が重荷となり上げ幅を縮小、伸び悩む展開となりました。
終値は、前日比103円94銭(0.40%)高の2万5820円80銭で終えています。
4日の米株式相場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反発して始まりました。
昨年12月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を午後に控えて様子見ムードが強いなか、米長期金利の低下を受け、足元で売られていたハイテク株の一角に押し目買いが入りました。
米長期金利は前日終値(3.74%)から下げています。長期金利の上昇時に売られやすい高PER(株価収益率)のハイテク株などの買い直しを誘いました。人員削減策を発表した顧客情報管理のセールスフォースが大幅高となり、スマートフォンのアップルも反発しています。クレジットカードのビザやアメリカン・エキスプレスなど消費関連株の一角も上げています。
ただ、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが景気を冷やすとの警戒感は依然強く、上値は重く。米利上げペースを見極める上で、4日午後に発表されました(FOMC)議事要旨で、、参加者が「一段の利上げが必要になる」などと発言したと伝わっています。金融引き締めに積極的な「タカ派」的な内容との受け止めから、ダウ平均が下げに転じる場面がありました。6日発表予定の12月の米雇用統計の内容が気になるところです。
ダウ平均株価は、前営業日比133ドル40セント(0.4%)上げ、3万3269ドル77セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダックは、71.777ポイント(0.7%)高く1万0458.762で終えています。
S&p500種は、28.83ポイント高く3852.97 で終えています。
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