日経平均株価(3月1日)@終値2万7516円53銭
3月
1日
朝方は売りが先行し、日経平均株価の下げ幅は140円を超え「2万7305円37銭」の安値を付けています。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの観測から前日の米主要株価指数が下落しています。東京市場でもグロース(成長)株の一角に売りが出ました。
売り一巡後は、中国国家統計局が1日発表した2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は市場予想を大幅に上回り、景気の先行き懸念が後退し、中国の景況感の改善を好感した買いが入り、相場を支えています。上海などアジアの主要な株式相場が上昇し、東京市場でも日本製鉄や安川電など中国関連株に買いが入っています。
3月末を基準日とする配当の権利を得る目的で高配当銘柄を中心とした買いも入り、指数を押し上げました。
終値は続伸し、前日比70円97銭(0.26%)高の2万7516円53銭で終えています。