亀田製菓(新潟市江南区)の主力商品「亀田の柿の種」が、現在公開中の人気映画『ワイルド・スピード』の最新作に登場し、話題となっています。思わぬ形で〈ハリウッドデビュー〉を果たしています。
亀田製菓の「亀田の柿の種」は同社の主力シリーズの米菓で、1966年にピーナツ入りの柿の種を発売。50年以上人気のロングセラー商品です。近年はインドの工場で現地の嗜好に合わせた柿の種を生産して販売するなど、海外にも販路を広げています。
「亀田の柿の種」登場したのはシリーズ9作目となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』です。俳優の<サン・カン>演じる大のお菓子好きな登場人物「ハン」が、劇中で柿の種を食べるシーンがあります。
亀田製菓によりますと、「ハン」は東京に潜伏していたという設定もあり、日本でポピュラーな柿の種が選ばれたといいます。
公式ポスターでは、「ハン」が柿の種のパッケージと同じオレンジ色の愛車の前で、柿の種の小袋を手に持つ様子が見て取れます。
米ロサンゼルスで映画制作に関する博物館「アカデミー映画博物館」が、9月30日に一般公開されるのを前に、内覧会が21日に開かれ、俳優<トム・ハンクス>らが姿を見せてスピーチしていました。
米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが中心になって建設した博物館は2つの建物で構成され、広さは2万8000平方メートル。中には2つの映画館も入っています。
『オズの魔法使い』(1935年・監督:ビクター・フレミング)で「ドロシー」役の<ジュディ・ガーランド>が使用した赤い靴や『スター・ウォーズ』(1977年・監督:ジョージ・ルーカス)の「3PO」や「R2ーD2」の模型、映画衣装などが展示され、さまざまな作品の映像なども見ることができます。
2012年に計画が発表され、2016年オープンを目指していましたが、建設が繰り返し延期されていました。
<トム・ハンクス>は、映画の都ハリウッドが位置するロサンゼルスに映画ビジネスを紹介する施設があることは重要だとし、「映画はこれからも、あらゆる場所であらゆる人に語り掛ける魔法の芸術であり続けるだろう」と述べています。
第1巻書影 <マディソン・アイスマン> <新田真剣佑>
<車田正美>のマンガ『聖闘士星矢』が、ハリウッドでの実写映画化が発表されていましたが、このたび<新田真剣佑>(24)が主演を務め、撮影が終了したことが明らかになっています。
『聖闘士星矢』は、星座をモチーフとした聖衣(クロス)と呼ばれる防具をまとい、女神「アテナ」のために戦う聖闘士(セイント)の戦いを描いた作品です。1985年より週刊少年ジャンプにて連載され、これまでにアニメ化・舞台化・ゲーム化などのメディアミックスが多くなされてきました。現在も週刊少年チャンピオンにて<車田正美>による正統続編『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』が連載中です。
このたび東映アニメーションとソニー・ピクチャーズ・グループが実写映画『原題:Knights of the Zodiac』について共同で発表。映画は幼い頃に生き別れた姉を探す孤児の「星矢」が、神秘に満ちた女性「沙織」(英名:シエナ)と出会うことで自らの運命に直面する物語となります。小宇宙(コスモ)と呼ばれる力と、ペガサス聖衣(クロス)と呼ばれる古代ギリシアの鎧をめぐり、「星矢」は壮大な戦いに身を投じていきます。
<新田真剣佑>が「星矢」を演じたほか、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の<マディソン・アイスマン>(24)、<ディエゴ・ティノコ>、<マーク・ダカスコス>、<ニック・スタール>、<ファムケ・ヤンセン>、<ショーン・ビーン>が名を連ねています。
監督は、<トメック・バギンスキー>が務め、撮影はハンガリーとクロアチアで実施されています。公開時期は未定のため今後の発表待ちです。
<ジュリアン・ムーア>(60)の主演作『Gloria Bell』が、邦題『グロリア 永遠の青春』として2021年12月3日に公開されます。
本作は、<セバスティアン・レリオ>によるスペイン・チリ合作『グロリアの青春』(2013年)をリメイクした大人のロマンティックラブストーリーです。同作に惚れ込んだ<ジュリアン・ムーア>がラブコールを送り、<セバスティアン・レリオ>が再び監督を務めています。
<ジュリアン・ムーア>は、年齢を重ねることに戸惑いながらも自由に生きたいと願う主人公「グロリア・ベル」、<ジョン・タートゥーロ>が「グロリア」の恋人で彼女との恋を家庭事情に阻まれる「アーノルド」に扮しています。
公開されました<ポスタービジュアル>には、人生を楽しむ「グロリア」の姿やアメリカ・ロサンゼルスの夜景が切り取られ、「いくつになっても、恋はわたしを輝かせる。」とコピーが添えられています
10月30日から11月8日にかけて、東京の日比谷、有楽町、銀座地区で行われます、<コシノジュンコ>のポスターが気になる「第34回東京国際映画祭」のオープニング作品とクロージング作品が発表されています。今年は〈映画館で映画を観る喜び〉を伝えるべく、劇場でのフィジカルな上映を基本姿勢としています。
オープニング作品には、2022年1月14日公開予定の<クリント・イーストウッド>の監督・主演作『クライ・マッチョ』が選ばれています。本作は人生に失敗した男と親の愛を知らない少年がメキシコを横断し、生きるために必要な〈本当の強さ〉を見出す物語です。
そしてクロージング作品には、<スティーヴン・チョボスキー>が手がけた2021年11月26日公開予定のミュージカル映画『ディア・エヴァン・ハンセン』が選ばれました。孤独な少年「エヴァン」が1通の手紙と〈思いやりの嘘〉をきっかけに本当の自分に気付くさまが描かれています。
20日、中国・北京郊外で米系のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・北京」が正式開業しました。
米中対立の激化にもかかわらずハリウッド映画の人気は健在で、初日分のチケットは事前に完売する順調なスタートとでした。
中秋節の連休中日で、最近の新型コロナウイルス再流行により減速感が強まっている消費のてこ入れに期待がかかります。
チケットは14日午前0時、インターネットで販売開始。中国メディアによりますと、開業日の20日分は、1分程度で完売したといいます。
金額は時期によって異なり、418~748元(約7100~1万2700円)。市民からは「やや高い」という声も出ているそうですが、パーク単体でも米国の2つのパークよりも大きく、日本の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の2倍の規模がある世界最大の「ユニバーサル・スタジオ」だけに妥当な価格なのかもしれません。
映画監督作品が40作目となる記念すべき節目に<クリント・イーストウッド>(91)が監督・主演・製作を担った最新作『Cry Macho』が、邦題『クライ・マッチョ』として、2022年1月14日に公開されます。
<N・リチャード・ナッシュ>の小説をもとにした本作の主人公「マイク・ミロ」は、かつて一世を風靡するも、落馬事故をきっかけに栄光を失ったロデオ界の元スターでした。
劇中では、競走馬の種付けをし細々と1人で暮らしていた彼が、元雇用人からメキシコにいる彼の息子「ラフォ」の誘拐を依頼され、テキサスとメキシコ間を旅するさまが描かれます。
「マイク・ミロ」を<クリント・イーストウッド>、親の愛を知らない不良少年「ラフォ」を<エドゥアルド・ミネット>が演じています。キャストには<ナタリア・トラヴェン>、<ドワイト・ヨアカム>、<フェルナンダ・ウレホラ>が名を連ねています。
耳の不自由な主人公が連続殺人鬼に追い回される恐怖の夜を描いた〈サイレント〉スリラー『殺人鬼から逃げる夜』が、2021年9月24日より全国で公開されます。
聴覚障害を持つ「ギョンミ」は、ある夜、会社からの帰宅途中に、血を流して倒れている女性を発見します。それは巷で起こっている連続殺人事件の犯人の仕業でした。事件現場を目撃してしまった「ギョンミ」は、殺人衝動を抑えられず人を殺してきた連続殺人犯「ドシク」の次のターゲットにされてしまいます。全力で逃げる「ギョンミ」でしたが、聴覚が不自由な彼女には追いかけてくる犯人の足音も聞こえなければ、助けを呼ぶ言葉も届きません。そんな「ギョンミ」を、「ドシク」はゲーム感覚で追い詰めていきます。
監督・脚本は、これがデビュー作となる韓国映画界の新鋭<クォン・オスン>が務めています。耳の聞こえない主人公「ギョンミ」を『リトル・フォレスト 春夏秋冬』の<チン・ギジュ>が演じ、スマートな表の顔とは別に殺人衝動を抑えきれない殺人鬼という裏の顔をもつ「ドシク」役を、『コンジアム』(2018年・監督:チョン・ボムシク )で注目された<ウィ・ハジュン>が演じています。
<ムロツヨシ>が映画初主演を果たし、愛する娘を救おうと奔走する父親役を演じた『マイ・ダディ』が、2021年9月23日より全国で公開されます。
『ちょき』 ・ 『ゆるせない、逢いたい』の<金井純一>監督が、映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM 2016」で準グランプリを受賞した自らの企画『ファインディング・ダディ』を映画化した作品です。
小さな教会で牧師を務める「御堂一男」は、8年前に妻に先立たれ、中学生になる一人娘の「ひかり」を男手ひとつで育ててきました。優しく、面白く、お人よしで誠実な「一男」は、牧師として皆から慕われ、掛け持ちのアルバイトでも頼りにされ、「ひかり」も素直で良い子に育ち、決して裕福ではないが幸せな日々を送っていました。そんなある日、最愛の娘が病に侵されていることが判明します。
「ひかり」役は第8回東宝シンデレラオーディションでファイナリストに選ばれ、映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』(2019年・監督:長久允)でデビューした新人<中田乃愛>が演じ、<毎熊克哉>、<臼田あさ美>、<徳井健太>(平成ノブシコブシ)、<永野宗典>、<光石研>らが名を連ねています。
『ヒメアノ~ル』(2016年)の<吉田恵輔>監督によるオリジナル脚本作品で、<古田新太>主演、<松坂桃李>共演で描くヒューマンサスペンス『空白』が、2021年9月23日より全国で公開されます。
女子中学生の「添田花音」はスーパーで万引しようとしたところを店長の「青柳直人」に見つかり、追いかけられた末に車に轢かれて死んでしまいます。娘に無関心だった「花音」の父「充」は、せめて彼女の無実を証明しようと、事故に関わった人々を厳しく追及するうちに恐ろしいモンスターと化し、事態は思わぬ方向へと展開していきます。
悪夢のような父親「添田」を<古田新太>、彼に人生を握りつぶされていく店長「青柳」を<松坂桃李>が演じ、『さんかく』(2010年・監督:吉田恵輔)の<田畑智子>、『佐々木、イン、マイマイン』の<藤原季節>、『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年・監督:中野量太)の<伊東蒼>が共演しています。
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