24日18:00、観客数3万6311人のバンテリンドームナゴヤにて「中日ー阪神」23回戦が行われ、延長十二回規定により「0-0」で引き分け4時間12分の試合を終えています。
阪神は好機がありながら得点を奪えず、引き分けに終わってしまいました。 先発の<才木浩人>投手は力強い投球で投手戦を演出しています。150キロを超える直球とフォークを駆使し、五回までに許した安打は2本のみ。六回は四球と犠打でこの日初めて得点圏にランナーを置きましたが、<大島>を二飛、<カリステ>を中飛に打ち取っています。七回も2死一、二塁とピンチでしたが、代打<宇佐見>を一ゴロに打ち取って無失点で切り抜けています。九回の打席にも立って続投。10回130球を投げ5安打7奪三振3四球のヌ失点投球で、通算防御率を「1・87」としています、
後を受けた救援陣<石井大智>→<ブルワー>→<桐敷拓馬>も無失点で抑えています。
打線は中日の先発<柳>の前に八回まで3安打で無得点。延長十一回は一、二塁の好機を作りましたが、<中野>、<森下>が連続三振に倒れるなど<才木浩人>に勝ち星を付けることができませんでした。また中野が2安打を放ち、今季158安打とし、リーグトップに立っています。
<阪神タイガース>が、18年ぶりにセ・リーグ優勝を決めたのは14日の巨人23回戦でしたが、「サンテレビジョン」(本社:神戸市中央区)が担当した地上波テレビ中継の関西地区の平均世帯視聴率が、「20・8%」(速報値)だったとビデオリサーチが公表しています。
1997年に同社が調査を始めて以来の最高を更新しました。開局した1969年から続ける看板中継「サンテレビボックス席」は、試合終了後のヒーローインタビューまで放送することでファンに支持されており、記録達成を成し遂げています。
開局当時から、〈阪神線一筋〉に放送を続ける「サンテレビ」は勝敗、順位に関係なく年間を通じて中継を行なっています。8月に高校野球で本拠地の甲子園球場が使えない間も、対戦相手の球場に出かけています。
23日18:00、観客数2万9765人の神宮球場にて「ヤクルトスワローズー阪神」23回戦が行われ、阪神は「9-3」の快勝でした。
シーズン83勝(48敗4分け)は2008年を超え、球団最多勝(2003年、2005年の87勝)まであと4勝としています。
初回先頭<近本光司>が四球で出塁すると、すかさず二盗に成功。無死二塁から<中野拓夢>が先制の右翼線適時二塁打を放ち先制点、2死一塁では<ノイジー>が<ロドリゲス>から左翼席に弾丸ライナーで突き刺す今季9号2ラン本塁打。三回も<大山悠輔>、投手<大竹耕太郎>に適時打が飛び出して「7-0」とリードを奪いました。
投げては今季20試合目の登板となった先発<大竹耕太郎が8回123球5安打4奪三振3失点(自責点3)の好投で通算防御率を「2・13」とし、12勝目(2敗)を挙げています。
7点リードの四回に<村上>から右翼への31号2ラン本塁打、八回2死で<塩見>にも右翼への8号ソロ本塁打と2被弾を喫するも、試合を通してテンポよく凡打を構築。九回は<ブルワー>が打者3人で締めています。
21日18:00、観客数4万2619人の阪神甲子園球場にて今季最終戦となる「阪神ー巨人」25回戦が行われ、阪神は「3-5」で負け、今季の対戦成績を18勝6敗1分として終えています。
阪神は先発の<青柳晃洋>投手が四回まで無安打投球も、六回に<丸>に適時打、代打の<大城卓>に満塁弾を浴び、5回2/3を90球5安打4奪三振3四球5失点(自責点5)で降板しています。
打線は一回に1番<近本光司>が右前打。通算768安打とし、2010年の巨人<長野>を抜き、入団5年以内の歴代最多を塗り替え、<小野寺暖>の安打で1死一、三塁の好機を作りましたが、<大山悠輔>が捕邪飛、<佐藤輝明>が三振で無得点。巨人先発<赤星>の前に走者を出しながらも得点を挙げることができませんでした。
それでも、九回に代打<ミエセス>が<大勢>から5号ソロを放って勢いをつけると、<大山悠輔>が二塁打を放ち無死二塁から<佐藤輝明>が21号2ランを右翼席に打ち込んでいます。<佐藤輝明>は昨季の打点数(84打点)を超えて、これで自己最多の(85打点)としています。
二死後、<長坂拳弥>が中安で出塁、代打<原口文仁>に一発同点の期待がかかりましたが、三振に倒れて試合終了でした。
20日18:00、観客数4万2632人の阪神甲子園球場にて「阪神ー巨人」24回戦が行われ、阪神が「4-3」の逆転で巨人を下し、今季18勝目(5敗1分け)を挙げています。長い歴史を誇る伝統の一戦で1979年、2003年、2005年に並んでいたシーズン最多勝利数を更新しています。
「2-3」で1点を追う八回、2死から<大山悠輔>が四球で出塁すると、続く<佐藤輝明>が二塁打で好機を作りました。ここで<シェルドン・ノイジー>が<菊地>の足元を抜く逆転タイムリーを放って「4-3」と逆転です。最終回は守護神<岩崎優>が締めてリーグ単独トップの33セーブ目を挙げています。
打線は1点を追う二回、1死二、三塁から<坂本誠志郎>の遊ゴロの間に1点を返して同点。同点の三回には先頭の<近本光司>が左中間へ今季12本目の三塁打を放ち、これで新人から5年目以内の通算安打数で巨人<長野>が持つ歴代1位の「767本」に並んでいます。続く、<中野拓夢>が左前適時打を放ち「2-1」と一時勝ち越しに成功しましたが、その後は打線がつながらず。追加点を奪いことができませんでした。
先発の<伊藤将司>は7回途中99球8安打4奪三振3失点(自責点3)で降板しています。初回先頭の<長野>に左中間を破る二塁打を許すなど、1死三塁のピンチを背負い3番<坂本>の二ゴロ間に生還され、先制点を献上しています。その後は粘り強い投球で六回まで追加点を与えませんでした。
残念なのは、1点リードの七回でした。先頭<丸>にバックスクリーンへ同点の18号ソロを被弾。なおも1死三塁では代打<梶谷>の二ゴロ野選で勝ち越しを許しています。
この試合で2回2/3を加え、3年目にして、初の規定投球回(143回)に到達しましたが、キャリアハイとなる11勝目はお預けとなりました。
18日14:00、観客数4万2637人の阪神甲子園球場にて「阪神ーDeNA」24回戦が行われ、延長十回「2-3」で負け、9月初の連敗を喫しています。これで甲子園でのDeNA戦は、4連勝からの5連敗となり、対戦成績は13勝11敗となり、貯金は34に減っています。
8月17日の広島18回戦(マツダスタジアム)以来1カ月ぶりに1軍戦で先発しました<ビーズリー>は、五回80球3安打4奪三振1四球無失点の好投でしたが、価値は尽きませんでした。
六回から2番手で登板した<及川雅貴>が先頭に四球を許し、2死二塁から<加治屋蓮>に交代。しかし4番<牧>に先制の中前適時打を打たれてしまいました。1点を追う七回1死一、三塁から<島田海吏>の二ゴロ併殺崩れの間に同点に追いつきました。
「1-1」のまま延長戦に突入。延長十回に登板した<石井大智>が1死から<大田>に左中間への二塁打で出塁を許し、2死一、二塁から4番<牧>に外角直球を逆方向にはじかれ、右翼線を突破する適時三塁打で2点を勝ち越されてしまいました。
その裏<大山悠輔>が。<森原>から15号ソロ本塁打を放ち、「2-3」としましたが、それまででした。
17日18:01、観客数4万2640人の阪神甲子園球場にて「阪神ーDeNA]23回戦が行われ、 阪神は「0-1」でDeNAとの接戦を落とし、8月17日の広島18回戦(マツダスタジアム)以来の1か月ぶりの完封負けで、今季13度目の完封負けを喫しています。
9回無死走者なしから4番手<ブルワー>がDeNAの代打<大田>に初球を左翼ポール際へ運ばれる4号ソロ本塁打を浴び、この1点が決勝点となりました。
阪神先発の<村上頌樹>は2回以外は毎回走者を背負いながらも、6回84球5安打3奪三振無四球の無失点と好投、防御率を試合前の「1・76」から上げて「1・68」として、タイトルに近づいています。
7回からは継投に入り、7回<石井大智>→8回<桐敷拓馬>の中継ぎ陣も踏ん張りましたたが、打線が3安打で沈黙でした。
<阪神タイガース>は14日、2005年以来となる18年ぶりの「セ・リーグ優勝」を果たしてます。
神戸阪急(元神戸そごう)の壁には「阪神タイガース/2023JERAセントラル・リーグ優勝/引き続きご声援よろしくお願いします」のメッセージが書かれた3本の垂れ幕が飾られています。
阪急と阪神は同じ「エイチ・ツー・オー リテイリング」のグループ会社なので優勝セールがあるのかなと思っていましたが、阪急百貨店では行われていません。
当然阪神百貨店では行われ、梅田の本店では優勝記念セール開始の15日は、長蛇の列が並び開店時間が繰り上げられました。東灘区にあります店舗「阪神・御影」も「ご声援感謝セール」が(2023年9月15日~9月21日)開催されています。
こちらでは、クライマックスシリーズが控えていますが、順調に勝ち進んで「日本シリーズ」が、「阪神ーオリックス」の関西ダービーとなることを期待しているファンが多いようです。
16日14:01、観客数3万1217人のマツダスタジアムにて「広島―阪神」23回戦が行われ、阪神が「9-3」で勝っています。
阪神打線が3試合連続の2ケタとなる16安打を放ち、14日に優勝を決めた翌日の昨夜は「5-6」で負け、11連勝で止まりましたが、優勝後の初勝利を挙げています。
<佐藤輝明>が初回1死満塁で左前へ先制の2点打。5回1死一塁では右前適時打で今季2度目の猛打賞でした。さらに<ノイジー>が<森下>から7号3ランで、一挙4点。<佐藤輝明>は7回の左前打で自身初の1試合4安打とすると、<ノイジー>は2打席連続となる8号2ランを<益田>から放っています。
先発の<大竹耕太郎>は5回83球3安打2奪三振2四球の無失点で、チーム単独トップの11勝目(2敗)を挙げています。2番手<ブルワー>は、6回<佐藤輝明>、<木浪聖也>の失策も絡み3失点【自責点1)で、6回途中から3番手<桐敷瀧麻>→8回<石井大智>→9回<岩貞祐太>のリリーフ陣で3時間21分の試合を締めくくっています。
15日18:00、観客数3万1203人もマツダスタジアムにて「広島ー阪神」22回戦が行われ、阪神は「5-6」で逆転負けを喫し、9月初黒星となり連勝は11でとまりました。
昨夜は本拠地甲子園で自力で巨人を倒し、18年ぶりのリーグ優勝を決め、祝賀会やインタビューが終了したのが午前3時半だったようで、 X(旧ツイッター)では「二日酔い打線」がトレンド入りし、広島遠征のこの試合、多くの阪神ファンは「負け」は想定内だったことだと思います。
試合は二転三転の展開で、勝利も見えたこともありましたが、リリーフ陣が広島打線に打ち込まれ、接戦でしたが、3時間34分のお疲れさまでした。
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