<農心(NONGSHIM)>といえば、 「辛ラーメン」 で有名ですが、今回は本場韓国【参鶏湯ラーメン】(88円:業務スーパー)です。
「参鶏湯(サムゲタン)」は、韓国では夏場のスタミナ料理として有名ですが、内臓を取り除いた鶏のお腹の中に、<ニンニク・ナツメ・朝鮮人参・松の実・もち米>等を詰め込み、水からゆっくりと煮込みます。
煮込む時はほとんど味付けはなく、塩・胡椒・キムチなどで好みで味を調整して食べますが、このラーメンスープも塩味の淡泊な出来上がりで、胡椒を入れ足していただきました。
麺は<農心>らしい表面の粗い油揚げ面で、具材は<ネギ>と鶏肉らしき細いモノがわずかに見受けられる程度でした。
あっさりしすぎて、これだけではとてもスタミナ源としては役に立ちそうにありません。
神戸在住者として野坂昭如の『火垂の墓』は、1945年6月5日の神戸大空襲を背景にしていますので、心痛む物語です。
三ノ宮駅構内で死んだ主人公の清太少年の腹巻の中から発見されたドロップ缶を駅員が草むらに放り投げると、缶の中から妹の小さな骨のかけらが転がり出し、遺骨のまわりに蛍が飛び交うところから物語は始まります。
遺骨の入れられていたドロップ缶は、1908(明治41)に売り出され、1923(大正2)年から缶入りとして販売された「サクマ式ドロップス」だと誰でもわかるのですが、その名称のパロディーの商品を見かけました。
誰でもわかるからこそ、【アクマ式ドロップス・地獄の味】とパロディー化されているのですが、『火垂の墓』の悲しい小道具だけに、個人的には笑えないネーミングとして気になりました。
神戸南京町に、1951(昭和26)年創業の<元祖 ぎょうざ苑>さんがあり、三代目の若大将が頑張られています。
このお店では、ほとんどの方が「麺と定食」(ジャージャー麺と餃子定食)を頼まれますが、今では(1000円)を超えるセットになり、B級グルメとは呼べなくなりました。
お店の【ジャージャー麺】は茹でたうどんに、茹でた<キャベツ>が盛られ、その上に肉味噌が掛かり、混ぜて食べるとコシのない「うろん」との相性が抜群です。
お店を真似て茹でた<キャベツ>を具材とし、合わせて胡瓜の千切りをを添えてみました。
豆板醤だけしかなく、合わせたい甜面醤がありませんでしたが、酒・ラー油を入れ塩胡椒等で、それなりの味で楽しめました。
「重たいわぁ~」と言いながら呑み仲間の<ペコちゃん>が、立ち呑み「鈴ぎん:福寿」に入ってきました。
何事かと思いきや、会社に届いた【サトウの切り餅】を分けると、一人5袋の分配で1袋が(400グラム)あり、合計2キロの重さのお土産です。
<ペコちゃん>宅では、お餅は義母さんしか食べないということで、2袋をおすそ分けとしていただきました。
年末になりますと、正月には欠かせない縁起物として餅搗きの光景をよく目にしたモノですが、都会においては遠い過去の出来事になりました。
1973年に発売されて以来「サトウの切り餅」は30周年を迎えていますが、「サトウのご飯」と同様に、今の時代を反映しているお手軽な商品だとおもいます。
「みなと銀行神戸駅前支店」の建て替え工事が進んでいますが、ようやく建物自体の解体が終わり、これから新築工事に向けて工事が始まります。
社宅を兼ねた9階建てに建て変わりますので、前を通るたびに工事状況を眺めていますが、その工事現場の西側にこの【大橋第一ビル】が建っています。
1階はオーナーの「大橋金庫」さんが店舗として利用されていましたが、数日前より片付け作業が見られ、もしや閉店なのかと気になりオーナーの<大橋>さんに挨拶に出向きました。
このビルの3・4階に、わたしが大学を出て10年間修業した今はなき建築設計事務所がありましたので、どうしても気になりました。
どうやらお店の拠点は「大橋第二ビル」に移され、お店自体は存続させるようですが、建物は譲渡され「中華料理店」になると教えていただきました。
研究室の恩師、設計事務所の所長もすでに鬼籍に入っていますが、修業の場も姿を消すようで、なんとも寂しく感じる年の瀬です。
先月27日、【新開地ガスビル】が売却され解体とのニュースが流れました。
ニュースの直後には、カメラ片手にビルを撮影されている方を多く見かけましたが、最近は途絶えたようです。
かって「西の浅草」と呼ばれた<新開地本通り>は南北に伸び、湊川公園がある山(北)側から、旧西国街道とぶつかるこの【新開地ガスビル】が、海(南)側としての玄関口に当たります。
同ビルは「旧神戸瓦斯株式会社」の本社として1937(昭和12)年に建設、1945(昭和20)年に大阪ガスと合併後、事業部の拠点として使用されていました。
「神戸聚楽館」1913(大正2)年竣工、「神戸松竹座」1929(昭和4)年竣工の建物もすでになく、<新開地本通り>から古き良き面影がすべて消え去ることになり、残念でなりません。
呑み仲間の<ペコちゃん>から、北海道土産として有名な六花亭の【マルセイバターサンド】をいただきました。
2センチ強の幅、8センチほどの長さのビスケットに、レーズンを混ぜ込んだバタークリームが挟まれています。
クリームですので甘さがどうかなとこわごわでしたが、サクサクとしたクッキーと上品な味わいのバタークリームで、大丈夫でした。
レーズンは、ラム酒で処理されているようで、ほんのりと下に残るアルコールの味が、クリームから醸し出されていい感じでした。
商品名の「マルセイ」は、パッケージデザインとして丸印に「成」の文字が入れられていますが、1905(明治5)年に北海道で初めて商品化されたバターからの引用のようです。
平均点以上の味で楽しませてくれます落合務シェフのS&B:<予約でいっぱいの店>シリーズですが、特に 「うにのクリームソース」 や 「蟹のトマトソース」 はダブルソース仕立てで、とてもレトルト製品とは思えない出来ばえです。
今回もその「ダブルソース仕立て」の製品、【ほたてのオマール海老ソース】(348円)です。
<オマール海老ソース>は、パウチを開封した瞬間、海老の香りが漂います。
<ほたてクリームソース>は、ほぐしたほたてが入り、濃厚なクリームソースです。
2種類のソースを混ぜ合わせていただきますと、魚介の旨みが口の中に広がり、絶品の味わいです。
300円台でこれだけのソースが自宅で味わえるのは、ありがたいことです。
2010年3月より、熊本県がPRキャラクターとして使用している<くまモン>は、2011年の「ゆるキャラグランプリ」の優勝者で、日本的な知名度も一番のようです。
今年の9月、森高千里が『くまモンもん』というJ-POP系のキャラクターソングを発表しているのには、人気の高さを表しているようで驚きました。
<くまモン>は熊本県の許可により、国内の個人または企業を問わずロゴとキャラクターが無料で利用できることも、全国的に知名度を広げる要因だとおもいます。
我が家の冷蔵庫にある<くまモンのシール>が貼られた「鰻の蒲焼」(1980円)、商品シールの確認を行うことなく産地は「熊本産」だと判別できるのはありがたいことですが、#4614の許可番号から判断すると、かなりの「くまモン商品」があることにも驚かされてしまいます。
< 左の木造2階建が、大衆酒場「尾張屋」です >
< ありし日の店舗 2008年4月 >
昨夜は、酒呑み仲間と開店したばかりの 「七輪焼ホルモンえん臓」 へ出向きました。
帰宅時、大衆酒場 「尾張屋」 さんの隣にありました【大健】のお店が解体されていて驚きました。
個性ある店舗の外観で、昭和の雑貨屋さんといった趣きがあり、雑多感が魅力的でした。
ショーケースの中にはいつも同じ商品が並べられており、売れている様子はありませんでした。
隣の「尾張屋」さんも木造2階建てで、ビルの谷間に2軒仲良く並んでいる姿は、店主の意地を感じさせてくれるスポットでしたが、さてこの空き地はどうなるのかと気になるところです。
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