高知県に行かれたお客さんのお土産でしょうか、竹林寺の<純信>と鋳掛屋の<お馬>の恋を描いたイラストが描かれている、【かんざし】というお菓子をいただきました。
江戸時代の始めに、<山内一豊>が高知城を築城したときに、職人たちが唄っていた『木遣り節』が、「よさこい節」の原曲です。
「土佐の高知のはりまや橋で 坊さん かんざし 買うをみた」は、本来の歌詞ではなく、多くの替え歌がその後に生まれています。
お菓子は9センチばかりの棒状で、柔らかい生地の中に柚子の香りがする「手芒豆」の餡が包まれていて、ビールよりも苦みのあるお茶でいただきたくなる甘さでした。
今日は第三火曜日ということで、<メトロこうべ>の地下街は全店定休日です。
20日ですので、三菱や郵便局・公務員さんたちの給料日に当たり、呑み屋さんは稼ぎ時の日なのですが、定休日と重なってしまいました。
神戸は瀬戸内海という漁場を控えていますので、明石をはじめ阪神間で食べる「アナゴ(穴子)」はおいしい素材で、先日は須磨寺町にある<志らはま鮨>の 「手押し穴子寿司」 をおいしくいただきました。
今宵は、好物の「穴子の天ぷら」があり、山椒を振りかけビールのお伴です。
あっさりとした「焼き穴子」もいいですし、とろけるような「煮穴子」もおいしく、好きなゴボウを巻いた「八幡巻き」も外すことが出来ませんが、どちらにしても酒の肴として楽しめる素材です。
明日はお天気が崩れるようですが、今日の神戸は午前中は曇り空ながら、昼からは青空のお天気で、夏日に近付く気温でした。
こんなときはビールが旨く、一週間の始まりの月曜日ですので、栄養補給になるかとおもい「鶏皮のスタミナ炒め」(280円)を、本日の肴に選びました。
パリパリに焼いた「鶏皮」もおいしいですが、炒め物の柔らかい「鶏皮」もいい歯応えでしたが、いかんせんタレがわたしには醤油辛い味付でした。
添えられている<キャベツ>と一緒に食べ、なんとか醤油辛さを胡麻化しながら、完食してきました。
昨年暑い時期に一度食べています 「冷やし担々うどん」 ですが、また夏場に向けての季節メニューとして販売されていました。
値段は昨年と同じで、並盛(490円)、小盛(290円)です。
冷たく冷やされた「うどん」と、ピリ辛な「胡麻だれ」の味が合わさり、おいしくいただける一品で、大盛りがあればいいのにとおもえる味わいです。
昨年は「山椒の粉」の瓶が添えられていたことを、あとから気が付きましたが、振りかけなくても十分においしくいただけました。
今宵の肴は、「ネギトロ」(350円)です。
本来の「ネギトロ」は、<本マグロ>の骨の隙間に残る赤身(中落ち)や、筋の多い部位や皮の裏側などの脂身をこそげ落とした(すきみ)を用います。
ペースト状のマグロの身に刻んだネギを散らして醤油とワサビでいただきますが、寿司ネタとしての「軍艦巻き」や「細巻き・手巻き寿司」としても人気があり、 「ネギトロ丼」 も好物です。
回転寿司等の影響もあり、最近では<キハダマグロ>や<ビンチョウマグロ>の安価な材料に、油脂や調味料を混ぜたものが多く、本来の「ネギトロ」とはかけ離れたモノになってしまいました。
以前に、一人前の 「手押し穴子寿司」 (2000円) をアップしていますが、今回は「花巻き(半分)」(500円)と「手押し穴子寿司」(1000円)の組み合わせです。
店内は、女将さんの「民家風」というご要望があり、解体された古民家の古材を用いた内装で、竣工引き渡し後、大事に使用していただき、設計者としては嬉しい限りです。
以前の店舗は阪神・淡路大震災で全壊、新しい店舗での再出発でしたが、入り口周りも覗くたびに植木鉢などが増え、いまでは周辺環境に溶け込み、見事に馴染んでいます。
先代からの味を守り続けられていますが、これからも須磨寺界隈の名物寿司店として頑張っていただきたいなと、伝統の味をいただいておりました。
定番メニューとして、「鶏もも串焼き(2本)」(300円)がありますが、今宵は「鶏もも塩焼き」(350円)が出ていました。
いわゆる「チキンステーキ」ですが、<ペコちゃん>からいただいた 「窯出し 抹茶プリン」 をいただいたあとでしたので、わたしの弱い「塩辛さ」が一段と口に広がり、これは選択ミスです。
オネイサンによって「塩胡椒」の振り加減の量が違いますので、 「目玉焼き」 などを頼む時は、「塩胡椒無しで」との注文を付けます。
今宵は、途中で焼き場のオネイサンが変わったのに気づかず、ゆっくりとビールで流し込むように食べておりました。
かわいいオネイサンがいる 「燕楽」 やコストパフォーマンスのある 「サカエ」 がある新開地本通りまで歩こうかなと考えたのですが、移動に便利な地下鉄湊川公園駅に近い【菜菜再再】に足を向けました。
ランチタイムのメニューが(780円)で3品ばかりあり、選んだのは「酢豚定食」です。
お盆で運ばれてきた「酢豚」をみて、値段からして「すくなぁ~」と感じてしまいました。
特段の味でもなく、やはり 「燕楽」(680円) や 「サカエ」(600円) 、 「長安」(600円) の「酢豚定食」 にすべきでした。
お昼時の割には、お客さんが少ないのも分かるなぁ~とおもいながら、いただいておりました。
おすすめのメニュー看板を見て、「春雨サラダ」と言えば、常連客の<F田>さんから「ファルコンさん、豚汁がええで」とのお声が掛り、急きょ変更です。
「かす汁」 もそうでしたが、野菜の具材がたっぷりと入り、一味を振りかけた味は十分に酒の肴として楽しめる一品です。
豚肉の脂が幕を作り、お汁を冷めにくくしていますので、ビールを呑むピッチにいい感じでお付き合いしてくれます。
予定日を過ぎていた二人目のお孫さん(女の子)も無事に生まれ、 きらびやかなスマホ で撮影された赤ん坊の写真を見せていただきながら、<えっちゃん>の目じりが下がっているのを、<F田>さんとからかっておりました。
業界の事務局に出向いた際、気になるお店として近所にある【香港食館】が目にとまりました。
兵庫県公館や兵庫県民会館界隈にあるお店として、朝の8時30分から11時まで、<A~D>セットの4種類のモーニング飲茶が(380円)で提供されています。
本日は初めての訪問ですので、順番的にと考えて、<Aセット>「海皇粥 ・ 沙拉(サラダ) ・ 香港炒麺(ヤキソバ)」を注文、ポットでジャスミンティーが出てきました。
値段的にあまり期待をしていませんでしたが、まずは「海皇粥」が大きな丼で出てきて、具材として<海老・貝柱・イカ>が入っており、これだけで値段の元は取れそうな味と量です。
「香港炒麺(ヤキソバ)」も、一品料理の分量があり、「焼き豚・ネギ」がオイスターソース味でまとめられ、「海皇粥」と合わせて二品でお腹いっぱいになり、お昼ご飯と兼用できそうです。
穴場的な場所にあるお店ですが、朝ご飯替りに食べに来られる常連さん達が多いようで、皆さん大将やママさんと気軽に会話をされていましたが、これはさもありなんです。
近いうちに次は、<Bセット>「広東炒米粉(焼きビーフン) ・ 沙拉(サラダ) ・ 皮蛋粥(ピータン粥)」を食べなければと考えています。
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