15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比55銭円高・ドル安の「1ドル=147円15〜25銭」で取引を終えています。円の高値は「1ドル=146円75銭」、安値は「1ドル=147円31銭」でした。日銀の利上げ観測を背景に円が買われたアジア市場の流れを引き継いでいます。
ニューヨーク市場で円は伸び悩む場面がありました。米ミシガン大学が、15日発表しました8月の米消費者態度指数(速報値)は(58.6)と、市場予想(62.5)を下回りました。1年先と長期の予想インフレ率はそれぞれ前月から上昇でした。インフレ懸念から米長期金利が上昇した場面では、円売り・ドル買いが出や少なっています。
一方、市場では「同日発表の米経済指標は、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げするという見方を変えるものではなかったとみられています。