ダウ平均株価(7月25日)終値4万4901ドル92セント
7月
26日
25日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。
25日朝、米国の貿易交渉を巡って<トランプ米大統領>は、相互関税の上乗せ部分の適用を免除する期限の8月1日までに「ほとんどの合意が成立する」と語ったと報道されています。来週に閣僚級協議を開く中国とも合意が近いとの考えを示したようです。欧州連合(EU)との交渉も大詰めを迎えているとみられ、交渉進展への期待がみられます。
前日夕に<トランプ米大統領>が米連邦準備理事会(FRB)本部改修の工事現場を視察しています。視察終了後、記者団に対して、<パウエル議長>の解任を巡って「必要はない」と語り、利下げすべきだという持論を繰り返していましが「(FRBは)正しいことをすると信じている」と述べ、金融政策や議長人事に踏み込んだ発言を控えています。(FRB)の独立性を巡る懸念が薄れたことは投資家心理を支えています。
半面、上値は限られ、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数とハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は、いずれも前日まで連日で〈最高値〉を更新しています。米国の関税交渉の内容を見極めたい雰囲気もあり、主力株の一部には利益確定や持ち高調整の売りが週末を控えて出やすくなっています。
ダウ平均株価は、前日比208ドル01セント(0.47%)高の4万4901ドル92セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比50.36ポイント(0.24%)高の2万1108.32で終え、昨日(7月24日)の「2万1057.96」を超え、最高値を更新しています。
S&P500種株価指数は、前日比25.29ポイント (0.40%)高の6388.64で終え、昨日(7月24日)の「6363.39」を超え、5日連続で最高値を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比50.36ポイント(0.24%)高の2万1108.32で終え、昨日(7月24日)の「2万1057.96」を超え、最高値を更新しています。
S&P500種株価指数は、前日比25.29ポイント (0.40%)高の6388.64で終え、昨日(7月24日)の「6363.39」を超え、5日連続で最高値を更新しています。